ナンバMG5 4話 感想|暴力を受けただけでは人は変われない

ドラマ

 

 

今までの感想を読んで下さった方ならお察しの通り、

本作に特に愛着は湧いていなかったんですが、

今回は流石に、泣けない人がいないんじゃないかってくらい良い話過ぎて…(泣)

ヤンキードラマで私も初めて延々と泣きましたし、

こんなに心揺さぶられる展開が来るとは思ってもみませんでした。

シンプルに、最も質の高い内容だった気がします。

 

何が良かったかって、まずは剛(間宮祥太朗)が二重生活を送る

“ルーツ”を深掘りしていたのはもちろん、

深掘りで1話分まるまる使って物語の流れを止めるのではなく、

それをちゃんと現在の話に絡めながら魅せてきた所。

個人的には、本作の特徴であるはずの二重生活という設定が、

ヤンキーたちとの喧嘩シーンばかりで”普通の高校生”を演じる姿が極端に少ない点で、

上手く活かせていないギクシャク感をずっと感じていたんですよね…。

ヤンキーも続けたい理由は分かるし、

「普通の生活を送ってみたかった」とは台詞では聞くけれども、

ヤンキー一家の息子でもあり、カリスマと呼ばれている猛(満島真之介)の弟でもあって

十分世間から認知されているのに、その簡単には変えられそうもないイメージを覆そうとした

粘り強さはどこから来ているのか?

普通の高校生になってみたいと思えた純粋な動機は何だったのか?が

イマイチ伝わって来ないから、正直、”難波剛”という人物が

立体的に見えづらい感覚を覚え続けていた…とも言えるんでしょうか。

 

でも、今回で、彼が中学時代どんな生活を送っていて、どんな経験をしたのか。

そして、彼には憧れの同級生がいた事が分かりました。

関口(岩男海史)との関係性を通して「過去があって、今の自分がいる」を

丁寧に紡いだお話になっていたと思います。

本来は、”脱ヤンキー”を目標に奮闘する姿も描いてこそ、

二重生活ならではの面白味も出てくると考えているし、

主人公の人間性が見えてくるとも考えているので、

やはり今回くらい”普通”が盛り込まれていた方が、見応えが増すんですよね。

そこをやっと掘り下げてくれたのには満足しました。

 

そして、次に良かったのは、「確実に”形”として見えつつある友情」からの

「見えない糸で繋がっている友情」で、友情を使った二部構成で熱い物語に仕上げてきた所。

(ドッキリにされてしまったけれど)剛があの時抜け出してしまった理由、

二重生活を続ける理由を汲み取ってくれる美術部の部員たち。

自分の過ちを認め、郷田(うえきやサトシ)にはしなかった土下座をしてまで

お互い良きライバルでいようと誓った大丸(森本慎太郎)。

大丸の状況を察し、変わらず剛の想いを尊重し続ける優しさを見せる伍代(神尾楓珠)…。

どの人物も良い人ばかりで、中でも

剛・伍代・大丸の関係が徐々に深まっている良い感じの雰囲気を醸し出させた前半。

からの…後半では、ヤンキー仲間ではない上に、

本作で初めて登場した「中学時代の同級生で高校は別々」の立ち位置である

関口との関わりを重点的に描いたお陰で、

仲間がいる事の頼もしさ、友情がいかに価値あるものかを2通りで見せてくれたのは、

「そういう変化を加えてきたか!」という意外性もあって面白かったです。

 

反省している様子を見せてからの、実は罠でした〜…というベタな展開ではなく、

そこまで読んだ上で一発殴りに戻った剛のシーンといい、

暴力を受けたからと言って、とことんクズな人はそう簡単には更生出来ない…

だから支えになる友達を持て…というささやかな教訓といい、

終盤もシビれる所が多々ありましたね。

分かってはいたけど、最初は剛の力を借りず、

1人で立ち向かおうと挑んだ関口がカッコ良すぎました。

今期で一番好きなキャラになったかもしれません(笑)

 

クスッと笑える部分も僅かに増えてきていますし、

ここまで改良してくるとは思いもしませんでした。

次回は陣内(栁俊太郎)登場との事で、またヤンキー要素が強まる恐れはありますが、

今回のような作りが持続して行ってくれれば…と思います。

 

書き終わってから、まさかこんなに感想が書けるとは、自分でもびっくり…w

あ〜、またどこか時間を作って見返したいですなぁ。

 

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Source: りんころのひとりごと。

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