僕のヒーローアカデミア351話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
荼毘VS焦凍の戦いが発展していきます。
容赦のない赫灼熱拳を繰り出す荼毘は火力でエンデバーを上回っているようにも見えます。
焦凍は全てが炎ではなく、ある意味で半端者だった事実を認めています。
しかしそれ故に仲間と共に考え、発展させてきた力があります。
打ち込んだ荼毘の攻撃に対して冷気によってそれを食い止める焦凍。
そしてエンデバーや荼毘では導けない轟焦凍だけのオリジナルの技。
僕のヒーローアカデミア351話のラストでは荼毘の顔面を殴りつける焦凍。
兄弟対決で荼毘に何かを気付かせることができるのでしょうか。
それでは僕のヒーローアカデミア351話を考察していきます。
荼毘の炎は強すぎる
赫灼熱拳はエンデバーが編み出した奥義に近い技です。
荼毘もそれを使える状態になっています。
容赦のない熱量であり、その炎は周囲に甚大な影響を与えるほどです。
そんな危険な火球の存在をこのまま放置する訳にはいかないでしょう。
焦凍が必ず処理しなければならない存在であると言えます。
半端者と言われる焦凍
荼毘の今の強さは限界を失った身体と、遠くからエンデバーを見続けて得たものです。
焦凍の後ろに回って攻撃を仕掛ける荼毘。
焦凍は双方の血脈を得て半身が氷、半身が炎という存在であり、これは事実で荼毘やエンデバーを超えることが出来ない者と言えます。
登場当初の焦凍はエンデバーに対しても怒りに近い感情を持っていたのが懐かしく感じるところ。
荼毘に半端な人間と言われる焦凍ですが、その事実はすでに受け入れています。
そして受け入れた上で仲間と語らい、成長し、そして荼毘にもエンデバーにもない炎の使い方を身に着けた焦凍です。
それこそが荼毘を止めるために焦凍が編み出したオリジナルの技。
ある意味で焦凍も荼毘のようになる可能性があったと言えるでしょう。
しかしその道を外の責任だと周囲を恨まずに内面から鍛えた焦凍は光と共にヒーローの道を見事に歩んだと言えます。
焦凍が荼毘を止める
この作戦が行われる前にエンデバーと話をしていた焦凍。
オール・フォー・ワンへの対応、そして緑谷出久が死柄木弔を相手にする必要性。
ここで荼毘を焦凍が止めるのは作戦上でも必須のものであることが分かっています。
荼毘がどうなるかを選んだのは自身の選択に過ぎず、外に恨みを抱くのはお門違い。
同じ血筋であり、悩んだ者同士だからこそ伝えられることもあるでしょう。
分岐で陰と陽の道を歩いた先にいる結果が荼毘と焦凍であると言えます。
焦凍は荼毘の顔面に痛烈な一撃を放ちました。
ただ恨み続け、怒り続け、そしてその責任を外にだけ向け続けた轟家の長兄・荼毘。
焦凍との戦いで何かを思い直すことがあるのでしょうか。
荼毘にとってもここでの敗北は自らが紡いできた現実の否定にも繋がっていくものです。
気付きを得るのか、それとも崩潰まで戦い続け死んでいくのか。
この兄弟対決の結末にも注目です。
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Source: マンガ好き.com
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