ジョジョ第6部127話の要約と注目ポイントをまとめています。127話の内容をサクッと知りたい方には非常にお役立ちになるはずです。前後の話も読めますので、ジョジョ第6部の内容を振り返りたい方はご活用ください。
ジョジョ第6部127話のネタバレ
アメリカ深南部の蒸し暑い夜中、ある町の産院でひとりの赤んぼうが産声をあげた。だが、その男の子は母親の腕の中で朝の光を見る前に息を引きとっていた。今まで何ひとついい事がなかったと思っているそのとても若い母親にとって、その赤ちゃんは自分の幸福と誇りの分身であったし、また輝く未来への期待でもあったため、彼女は我が子の死を受け入れていなかった。医者や看護師がまだその子の死に気づいてないうちに母親は自分のベッドを幽霊のようにぬけ出すと、その事実は永遠に誰にも調べられなかったし疑う者さえも誰もいなかった。彼女は同じ日に生まれていた別室の赤ちゃんと片方の男の子をする替えて我が子としてしまった。赤ちゃんは二卵性の双児だった。1972年6月5日のことだった。
神父となる前のプッチは下に潜む謎の人物に気づく。
プッチが怪しい人物を探すとDIOが姿を現した。
「太陽アレルギーだ」と告白するDIOの話をプッチが信じると、DIOは「君は「引力」を信じるか?」「わたしに躓いて転んだ事に意味がある事を!?」と聞き始める。プッチが質問の意味がわからないでいると、DIOは石の矢をプレゼントした。
DIOは「いつかわたしに会いたいと思ったらこの「矢」に気持ちを念じて呼んでみてくれ」と伝え闇の中に消えていった。矢を受け取ったプッチは生まれつき曲がった左足が真っ直ぐに治っていることに気づく。1987年、プッチ神父この時15歳。
プッチの曽祖母がローマ法王を出したこともあるほどのヴェネツィアの名門の家系に繋がっているため、15歳の時神学校へ行くと言い出した時反対する者は誰もいなかった。プッチは家庭が裕福で、両親と2つ年下の妹からの愛をたっぷりと受け、何一つ不自由のない誰からも好かれる少年時代を送っていた。神学校へ行くと決心した理由は、同じ日に生まれ死んでしまった弟にあった。プッチは「運命はなぜ自分ではなく弟を選んだのか?なぜ人に幸福と不幸があるのか?真の幸福とは何なのか?」を知りたかったのである。
1988年、プッチが教会の掃除を手伝っている時、とある女性が懺悔を行い始めた。女は16年前に死んでしまった自分の子と他人の生まれたばかりの赤ちゃんを交換してしまったことを告白し始める。プッチが何かに勘づき「あなたは相手の方をご存知なのですか?」と尋ねると、女は「プッチさんという夫婦です、となりの町の大きな屋敷に住んでいる方です」と答え、プッチが自分の弟のことであることを確信していく。
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Source: サブかる
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