2作品を視聴してみて、わざわざ時間をかけて1本の感想記事として
書くほどの内容でもないかな…と思い、視聴のみで済ませようとしたのですが、
後々「こんなドラマ見てたんだよ」という備忘録代わりに軽く書こうかと思い立ったので、
雑感集のつもりでここに書き残させていただきます。
ではでは…
吉祥寺ルーザーズ 1話(4/11放送分)
「吉祥寺ルーザーズ」と聞くと、語感的に「下北沢ダイハード」が頭に過ってしまう私(笑)
まぁそれは置いといて…直近の作品「真犯人フラグ」でガッカリさせられて記憶に新しい
秋元康企画の新作という事で先入観はあったものの、
増田貴久さんと國村隼さんの起用で興味は湧きましたし。
本作はミステリーではなくコメディで、全く別ジャンルの作品なのもあって、
色眼鏡で見ちゃいかんな…と思いながら初回を視聴してみました。
ですが…う〜ん……単純に言ってしまえば、ひたすら騒がしかったです。
シェアハウスの見所となるであろう会話でのやり取りも、
通常なら気にならないような些細な出来事を発端に
その人が”ルーザーズ“になってしまった原点を匂わせる訳でもなく、
脱衣所のドアを覗き見目的で壊したと疑われるという被害妄想で延々と話が進むとは…(汗)
20代から60代まで年代がバラバラである意味も感じさせませんでしたし、
キャラも声を荒げて騒ぎ立てる人が半数もいて個性が被っていて、
正直、キャストを重視しただけで、人物設定の造形は綿密に設定していなかったんじゃないか?
と疑ってしまうほどでした。
もちろん、会話自体もクスッと笑える所が少なく、
せっかくベテランの役者さんがいらっしゃるにもかかわらず申し訳ないのですが…
何だか売れない劇団の小劇場を見ている感覚に陥ってしまいました。
あと、私としては、役者さんのネガティブな部分にはあまり言及したくないのですが、
流石に某女優2人の演技は鼻につきましたね…(滝汗)
ある方はアイドルを長年やられてきた方なので仕方ないとは言え、
もう一方の方は、今まで見てきた演技にそこまで悪い印象はなかったのに、
何だか本作では「私個性的な役演じてます!」っていう力んだ感じが
喋り方に乗り移っているようで…コメディにはまだ向かないのかなぁと。
初回で辞めようとも思ったのですが、
少しのシーンでも雰囲気を変える國村隼さんと、安心感のある濱田マリさんの演技で
まだ未練が残っている自分もいて…(泣)
次回で継続するかリタイアするか決めようと思ってます。
悪女〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜 1話(4/13放送分)
こちらは想像通り”ベタ”でした。
コロナ期に入社した新人の苦悩、リモート会議やソーシャルディスタンスといった
現代らしい要素はそれなりに物語に落とし込まれているとは言え、
根本的な部分では完全に”ベタ”です(苦笑)
もうね…ダンボールの中身落とすだろうな〜と思ったらドサドサ〜〜…
その体勢じゃこぼすだろうな〜と思ったら紙くず頭にぶっかけ〜〜…
想像に容易いドジっ子シーンの連続で、
「ああこりゃダメかもな」と肩を落としながら見ていましたが…
今時ならセクハラパワハラだと訴えられかねない一気飲みや水ぶっかけのくだりで
その考えは一気に確信へと変わりました。
30年前なら受けたとしても、令和だと流石にキツイものがあります。
今田美桜さんは好きでも、いつも話の語尾に「!」が付いているような麻理鈴のキャラは
見ていて疲れましたし、正直うっとうしい…。
唯一笑えたと言えば、恋バナで夢中になっている麻理鈴に対して放った
峰岸の「バカに見える」発言や、ドラマの雰囲気と合わな過ぎる主題歌くらい(苦笑)
豊かな自然を舞台に繰り広げるヒューマンドラマなら合っていたかもしれませんけどね…。
T・Oに再会するために、各部署の無気力な社員たちを1人ずつ立て直しながら
出世を目指すという物語である事は掴めましたが、
節々の描写のステレオタイプっぽさは拭いきれず、主人公も苦手なタイプなので
こちらは初回でリタイアさせていただきます。
*****
2作品の雑感を書いていて気づいたのは、どちらも「うるさい」が共通点なんだな…と(笑)
これは好みの問題で、画作りにしても登場人物の設定にしても
騒がしい&喧しいのが苦手なんですよねぇ…基本的に。
そして、録画したままで視聴していないものもありますが、
今期は今の所、手堅く楽しめる作品は何作品かあっても、
「これだ!(これは秀作の予感!)」クラスの作品にはまだ出会えていません。
各々がこれから化けてくれる事を期待しますが、その可能性は低そうな気もしております…。
まぁ、とりあえずは様子見するしかなさそうですね。
Source: りんころのひとりごと。
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