ヒロアカ350話の要約と注目ポイントをまとめています。350話の内容をサクッと知りたい方には非常にお役立ちになるはずです。前後の話も読めますので、ヒロアカの内容を振り返りたい方はご活用ください。
ヒロアカ350話のネタバレ
警察署にて。氏子が戦いが始まっていることを獄中で察していた。
11年前、瀬古杜岳にて。黒焦げとなった燈矢の元にAFOが近づいていく。
治療された燈矢が幼稚園のような場所に運ばれていた。
燈矢が起きるまで3年の時間が経過していた。燈矢が「帰らなきゃ」と家族の元に戻ろうとするが、先生らしき人物に「ダメなのさン」と言われてしまう。
それでも燈矢が帰りたい意志を示すが、モニター越しにAFOから「残念だがそれはもう叶わないだろう」「焼け落ちた体の修復は困難を極めた」「欠損部分を再生組織で補っている」「顔は引きつり別人だが、それでも君は生き延びた」「以前のような力は出せない、各器官の損傷・痛覚など体性感覚の鈍化」「君の身体は弱りもう元には戻らない」と告げられる。AFOが「僕なら君の炎を元通りにできるかもしれない」「どうだい?僕たちと家族になって教育を受けてみないか?」と提案するが、燈矢は「俺は他の人間から教えを乞う気はない」と拒絶する。
氏子が「導くには育ち過ぎていた」「遍く全てを支配する男でさえ、その父親への執着には付け入る事はかなわなかった」「死柄木弔に何かがあった時のスペア、猛き憎しみの苗床、魔王の器」「荼毘はそんなスペアの一つで失敗作じゃった」と語る。さらに、「あれはワシらの見識の外に生きておる」「荼毘の身体は目覚めて動き始めた以上、一月と保たぬはずじゃった」「ブローカーが奴を連れて来た時は驚いた」「何故戻ってきた?何故生きている?」と荼毘との思い出を話していく。荼毘は「この生きる屍を見てるとあんたらが俺をどうしたかったのか何となく察しがつくよ」と脳無を見て伝え、そんな荼毘を見た氏子は「その一瞥が全てを物語っておった」「死に征く体をただ怨嗟の炎だけで踏み留まらせてきたのだと」と感じてしまっていた。
荼毘は3年ぶりにひっそりと家に帰ってきたが、轟が虐待される光景を目にし「改めて教えてくれた、俺が失敗作でこの家族はもう俺を過去にした」と感じていた。
体を炎で燃やす荼毘を見て、轟が「死ぬ気だったんだ、最初から」と理解する。
氏子は「熱とは万物が生じ動く事で生まれるエネルギーじゃ」「悠久を生きんとするAFOには持ち得ぬ只管に死へと向かう為の熱、魔王すら見放した偏執狂の死炎」と荼毘のことを説明した。
荼毘が「アレの大切なもの全て焼き尽くす、それが俺の生まれた証だ」と言い放つと、轟はそれを止めようと改めて決意を固めていく。
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Source: サブかる
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