転生したらスライムだった件93話の要約と注目ポイントをまとめています。93話の内容をサクッと知りたい方には非常にお役立ちになるはずです。前後の話も読めますので、転生したらスライムだった件の内容を振り返りたい方はご活用ください。
転生したらスライムだった件93話のネタバレ
動くルミナス
ルミナスは聖櫃に触れていた。
ヴァンパイアの魔王であるルミナスにとって聖櫃の静なる力は毒にも等しい。だが、棺に触れる度肌を灼かれてもルミナスにはそれすら至福だった。
そこにルイが現れヒナタがリムルの元に独断で向かったこと、そこに七曜の老師たちの思惑が介入している疑いがあることを報告した。報告を受けたルミナスが執事のギュンターとルイを引き連れどこかに向かっていく。
リムルVSヒナタ
ヒナタとリムルが交戦していた。
ヒナタは以前は簒奪者のスキルの対象外だったリムルのとんでもない成長性に驚いていた。ヒナタのユニークスキル簒奪者はスキル・身体能力・技術、総合的なステータスを解析し、格上相手の技を簒奪あるいは複写する能力。格上であれば鑑定結果は「失敗」か「成功」。格下であれば「対象外」となる。リムルの鑑定結果は「妨害」と出る。リムルがルミナスと同じ高みに至ったと悟ったヒナタは聖霊力の具現化を行い、対魔に特化した聖属性の武具へと換装していく。
ヒナタは自身に勝機があるとすれば戦闘経験の差と考えており、以前戦った時とは状況が逆転してしまったと考えていた。
降伏
シオンと対峙するレナードが「妖鬼ならば少なくともカラミティ」と考えていると、シオンは自分は悪鬼という少し違う方向に進化を果たしたと語る。
「服従か死か」と突きつけられたレナードだったが、ホーリーカノンで戦う意志を示す。
が、すべてシオンに弾き返されてしまった。
レナードは魔素を分解し対魔物において必殺の攻撃手段であるホーリーカノンを弾き返された事実に驚きを隠せなかった。
シオンは「服従か死かさっきそう問うたはずだがこれが答えか?」「いいかお前ら、私が優しく言っているうちにさっさと軍門に降れ」と圧をかけるが、ギャルドは応じるつもりはなく「ホーリーフィールドは時間経過とともに捕らえた魔物を弱体化させる、追い詰められているのは貴様だよ」と言ってのける。レナードもホーリーナイトは魔物との交渉には応じないと依然戦う姿勢を見せると、シオンは目に留まらぬ速さで石を放ちギャルドの耳を削ぐ。
シオンは「お前達の最大の攻撃を私に向けて放ってみろ」「耐えきったら私の勝ちだ、大人しく私の軍門に降るがいい、どうだ?」と提案し、ギャルドはその提案を受け入れていく。ギャルドがインフェルノフレイムという最大技を繰り出すと、シオンは多重結界・天眼・魔力感知、さらにユニークスキル料理人で炎を斬り裂いていった。
レナードが「完敗だ、実力が違いすぎる」「これ以上の戦闘は」と考えていると、ギャルドは持久戦に持ち込もうと一歩も引くつもりはなく、レナードは本来潔い男であるはずのギャルドがここまでムキになっていることに違和感を感じていく。
シオンはホーリーフィールドをも破っていった。
レナードは「恐らく自らの望む結果を付与するスキルがあるのだろう、確定結果というところか」と考えていた。あまりの力の差を感じたレナードは降伏を宣言していく。
ヒナタとリムルが交戦することに気づいたレナードは「ヒナタ様が本当に魔王リムルに取り入ろうとしていたならば二人が戦う理由はない」「そして、七曜の老師の懸念が杞憂ならば、ヒナタ様も魔王リムルも互いに争いは望んでいない」と考え、二人が戦っている理由を考え始める。シオンが「お前たちが軍を率いて仕掛けて来たから戦わざるを得なくなったんだろう?」と言うと、レナードは自身が聖騎士団を率いて来てしまったがゆえにヒナタが交渉できなくなってしまったことに気づいていく。
決着の時
リムルが黒雷炎で応じる。
真なる魔王となった今、自身優位に戦えると思っていたリムルだったが、現実は身体能力こそ上であるものの技量は完全にヒナタに劣っていると感じていた。ヒナタの闘気をまとった剣は多重結界を貫通する能力があり、大幅に魔素量が減少する効果が付与されている。
ヒナタに攻撃予定地点に誘い込まれる攻撃を繰り出され、リムルは躱しきれず確実に追い詰められいく。
リムルはラファエルのおかげで未来攻撃予測を習得し、ヒナタの行動を学習し動きに対応できるようになる。
リムルに経験不足を補って余りある能力があることに気づいたヒナタは「時間経過はそれだけ彼の有利につながるか」と「次で終わりにしましょう、私とあなたの戦いを」と告げていく。
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Source: サブかる
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