終末のワルキューレ58話のネタバレを掲載しています。58話では、始皇帝の技でハデスの圧倒的力を押さえ込んでいく。そして、始皇帝の能力の詳細が明らかになる。終末のワルキューレ58話の内容を知りたい方はご覧ください。
終末のワルキューレ58話のネタバレ
ハデスが「余の一撃を喰らってなお笑うか」「それでこそ、王だ」と始皇帝に向かっていく。
ゲルが「や、やっぱりさっきのダメージが」と防戦一方の始皇帝を見て言うが、ブリュンヒルデは「いえ、おそらく始皇帝は狙っているのです」「承力天鳳を出すチャンスを」と伝えた。
ハデスが「今一度受けてみよ」と大地を砕きし者を繰り出す。
始皇帝がハデスの槍を受け止め耐えていると口から何かを吹き出していく。
それがハデスの元にいくと、ハデスの押し込みが緩んでいく。
そして、蚩尤 鎧式 承力天鳳でハデスを投げ飛ばしていった。
始皇帝が追撃を仕掛けようとすると、ハデスが槍で迎撃する。
ハデスが「なぜだ、なぜ余の一撃を返せた?」と不思議に思っていると、始皇帝に激痛が走る。
始皇帝が「まだまだ行くぞ、冥界の王よ」と突っ込んでいくと、ハデスが「正面から?」「これは、余の領域」「逝けっ」と迎撃しようとするが、再び始皇帝が吹き出したものを浴び力が抜けていく。
始皇帝はハデスの槍を躱し、蚩尤 矛式 泰山龍爪を繰り出した。
始皇帝の一撃によりハデスの体がえぐられる。
アレスが「ハデス様が、あの人間いったい何なんだ!?」と驚いていると、エルメスも「確かに普通ではあり得ませんね」と言い、そこにゼウスが「どうやら、ハデスはすでに何か気づいてるようじゃぞ?」と現れる。
ハデスが「なるほど、息か」「空気の塊を吐き出し、力の要にぶつけ、技の流れを乱した」「たいしたものだ、空気の塊ごときで」と始皇帝の技に気づくと、始皇帝は「朕には見えるのだよ、そなたに宿る星が」と言い放つ。
試合を観戦するフリストが「空気の塊で技を乱した?ってどういうことだ?」と尋ねると、小次郎が「うむ」「万物には気の流れというもんがあってな、そしてその気の流れには必ず要が存在する」「例え、わずかな力でも要を突かれれば気の流れが乱れ、本来の力が発揮できなくなるのさ」「要するにだ、致命傷を与えうる必殺技でさえも、それこそ息を吹きかけるだけでその力が削がれちまうってわけだ」と説明した。
近藤が「しかし、動かぬ物ならまだしも、死合の最中では要の位置も目まぐるしく動くはず」「それを瞬時に見抜くことなど出来ますか?」と信じられずにいると、小次郎が「ふ、そんな芸当出来るわけがねぇ、って言いてえとこだが、どうやらあの王様にはそれができちまうらしい」と伝えた。沖田が「ぜひ一度、手合わせお願いしたいですね」とウズウズしていると、小次郎と近藤も「ああ、まったくだ」と言い放った。
ゲルが「要と気の流れッスか?」と尋ねると、ブリュンヒルデが「要とはつまり、始皇帝が言うところの星」「星を狙い空気の塊で突き気を乱す」「それこそが蚩尤の秘技とも言える技、蚩尤弩式 波流亀」と告げた。
ゲルが「な、なんか良くわからないけど凄いッス」「あれ?でも、その星が見えるならなんで始皇帝さんは目を覆ってたんですかね?」と聞くと、ブリュンヒルデは「ゲル、過剰な能力を一つ得れば一つ何かを失う、それが人間という存在なのです」と伝えていった。
始皇帝の様子を見たハデスが「どうした?人の王よ?」と聞くと、始皇帝の腹にもハデスと同様のダメージがあった。
始皇帝は「だから、この目で闘うのは嫌なのだ」「あぁ、痛い」と笑っていく。
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Source: サブかる
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