あなたがしてくれなくても61話【最新】確定ネタバレ考察|みちが陽一に「離婚してください」の一言

マンガ

あなたがしてくれなくても61話のネタバレを含む考察となります。

本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。

楓と誠に関しては元鞘の状況になりそうな展開。

しかしながら、みちと陽一。

あなたがしてくれなくても59話で話がされる直前でしたが、61話で遂に。

あなたがしてくれなくても59話 みちの陽一に対する真剣な眼差し

あなたがしてくれなくても59話/ハルノ晴先生/双葉社
みちの陽一に対する真剣な眼差し

この真剣な眼差しは「別居」とかそういう次元の話をしようとしているのではありませんでした。

「離婚してください」

という強烈な一言が陽一に浴びせられることになりました。

それでは、あなたがしてくれなくても61話を考察していきます。

誠の回想

誠は自分の両親の回想をしていました。

母親は「女は家を守り、男は外で働く」それが一番うまくいくという古い考えの持ち主でした。

そして「世間様」という言葉を使うところから、世間体を気にして日々過ごしているのが分かります。

少年だった誠にはその意味するところも分からない様子。

葬儀ではお焼香の回数が分からずに間違えたことを楓の母親に伝えて謝罪しています。

そのくらい誠の中で「世間様」というのが心根に蔓延っているのが分かります。

しかし楓の母親は「作法より気持ち」と一言。

この一言で誠は「なぜ自分があの時に楓を追わなかったのか」が分かりました。

楓と誠は元鞘の雰囲気

誠の中で「追いかけられなかった理由」が気持ちにあるのだと分かります。

今までは純粋に楓が好きだった誠。

しかし今は・・・。

要するに以前のように愛する気持ちがなくなったということです。

悲しい現実ですが、これに気付いた時に足を引きずっている楓を見つけました。

これは、あなたがしてくれなくても60話での話です。

前回は楓視点でしたが、今回は誠視点です。

そして楓は謝りました。

レスのことも「たかが」と思っていたと正直に話します。

「誠を失いたくない」の一言に、誠もまた何かを感じはじめました。

チャンスが欲しいから家に帰ってもいいかと訊く楓、見つめ合う二人。

その誠の表情は明らかに今までのような暗いものでは無くなっています。

おそらくここから二人はもとの関係に戻っていくのではないかと思わせる描写となりました。

陽一が「子供を作っていいよ」

誠と楓とは全く逆の展開になっていくみちと陽一。

「子供のこと、私達のことで話がある」と言ったみち。

これについて、陽一がみちの発言を待たずに「俺も」と子供のことを話します。

そして「子供、作ってもいいよ」の一言。

当然ながら陽一にとっては大きな一歩でした。

あなたがしてくれなくても55話 一歩踏み出したようすの陽一

あなたがしてくれなくても55話/ハルノ晴先生/双葉社
一歩踏み出したようすの陽一

今まで父親になんてなれないと考えていた男が一歩踏み出した状態。

進歩は進歩ですが、間に合いませんでした。

陽一から気持ちが離れていく前に、この一歩が踏み出せていなければならなかった。

みちの「離婚してください」

当たり前ですが、今の段階で「作ってもいいよ」なんて言われて喜ぶはずもありません。

そして必ず訪れる未来の絵面。

「みちが欲しいっていったんじゃん」

これは読者誰もが想像したところでしょう。

こうなると育児の負担はひと所に集まることが確定したようなものです。

そんな相手と一緒に子育てが出来るとは思えません。

みちは覚悟を持って陽一に伝えます。

「もう自分をすり減らしながら生きられない」

これまでみちがどれだけ自分をすり減らしていたのか。

陽一は初めてこの発言で自分といることでみちが精神を削っていたのだと知ります。

どこかで「自分といれることを幸せに思っている」と勘違いしていたはずの陽一からすれば寝耳に水でしょう。

今までは傷ついても何とか繕いながらやってきた、それは陽一に対してみちが愛情を持っていたからです。

それが今はもうありません。

覚悟の一言。

「私と離婚してください」

みちの真っ直ぐな表情は涙もなく、ありのままと呼べるほどに強さを感じるものでした。

これに抗うことが出来るとは到底思えない視線。

陽一は一体このみちの発言にどう答えていくのでしょうか。

もうその場しのぎとかでどうにかなる状況ではありません。

相手は離婚を望んでいて、何をしてもそれが覆らないと思わせる表情をしている訳です。

ここからの挽回はほぼ不可能と言えるでしょう。

陽一とみちの離婚。

どう進んでいくのか、次回あなたがしてくれなくても62話が楽しみでなりません。
(漫画アクションでの連載は2月15日号となりますのでお見逃し無く!)

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Source: マンガ好き.com

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