食糧人類3巻(14話~23話)のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
未読の方は下記を先にお読み下さい。
それでは食糧人類3巻を考察していきます。
【食糧人類14話】幼生体の生き餌に17人
食糧人類2巻の最後で「17人」と決定されていました。
神の様な巨大生物に対しての生贄と思われました。
頭を下げてこの決定に従うしかないのがこの施設の職員です。
国トップですら食いちぎられるような現状で僅かな人間にはどうすることも出来ません。
実際は幼生体への生き餌でした。
そしてくじ引きの様に番号を持った人が呼び出されていきます。
当たれば死亡確定のくじで暴動必至に見えましたが、案外大きな揉め事には発展しません。
一つだけ番号を無理やりすり替えられた人物がいましたが、泉所長の正義感で事なきを得ます。
好青年な感じが逆に危険な存在であるのを示している気がしてなりません。
【食糧人類15話】増殖種を捕えるべく動く和泉所長
選ばれた人は速やかに移動して幼生体に殺されて食われています。
映像を見ながら「あの方」を殺した人間を許せないという和泉所長です。
そして殺した四人の人間の映像を見ながら一人の男が増殖種であると知ります。
6年前・・・
妊娠中の被験者がココを脱走した事件、憶えてます?
-和泉所長-
(食糧人類15話)
どうやら非常に有名な事件で、この時は前代未聞の大事件の責任を取る形で大規模の粛清が行われたと言います。
恐らく今回と同じように幼生体の生き餌として大量に死者が出たのでしょう。
そしてこの粛清によって和泉所長の父親が死んだのも発覚しました。
父親を失わせた施設に対して迎合している様子に見える和泉所長の深層では何が起こっているのでしょう。
この増殖種を捕えるべく呼んだ者がいると現れた一人の男。
殺し屋でしょうか。
【食糧人類16話】夕凪の会の危ない奴ら
所長が呼んだのは夕凪の会という人間たち。
どうやら和泉所長の父親は大粛清の際に、彼らに殺されたのが花島副所長の話で判明します。
嗅覚や視力、聴力や怪力など、様々に特化した部分を持つ改造人間を操るのが夕凪の会ということでしょう。
花島副所長は夕凪の会を使うことを反対しますが、和泉所長は「例の四人を殺すためなら悪魔のクソでも食べる」と一言。
それほどの覚悟を持っていることに花島副所長は何も言うことができなくなります。
【食糧人類17話】山引とナツネだけ別れる
伊江たちは今後どうするかを検討。
ナツネは当然ながら奴らを全滅させて施設の崩壊を考えています。
この時の思いに一切変化なしって感じでしょう。
しかし蛇に対してコオロギが敵愾心を持つほどに無謀なもので不可能だと山引。
にも関わらず「それが面白い」とナツネについて玉座に向かう二人になりました。
逆に登場したオジサンのオグっちゃんと一緒にカズと共に施設脱出を目指すのが伊江です。
頼りになりそうな二人と別れることになった伊江。
生き残れるのか不安になる展開です。
【食糧人類18話】捕まっていた男たちを助ける
伊江とカズ、そしてオグっちゃんが進むとA地区に入ります。
増殖種の研究や人間の繁殖が行われている場所。
三人は山引からすぐに死ねる薬をもらいました。
理由は拷問にかけられて山引やナツネのことを話さないためです。
A地区を進むと狂人となった女が多く牢屋みたいな場所に入っています。
そこの一つに正常な男がいるブースがありました。
声をかけられて三人を助けることになります。
一人はバスに乗っていたら眠らされた様子で、残りの二人は繁殖用の女に手を出して入れられたとのこと。
ろくな人間ではないって感じですが、この三人はほぼ間違いなく殺され役でしょう。
合計六人になった伊江たちが話しているとカズは男の背後に二つの目を見ました。
夕凪の会の会員の一人でしょう。
【食糧人類19話】透明人間が現れる
男六人で通路を進むとカズが「こわいのがいる」と縮こまってしまいます。
そこに現れたのは超巨大なネズミでした。
そのまま進むと一人の男が小便だと群れからはみ出します。
夕凪の会の一員に狙われた男。
能力は「透明」です。
あっさりと頭を食われてしまいました。
殺され役であろう一人がまずヤラれる結果となっています。
【食糧人類20話】二人目は手長足長人間に殺される
小便に行った一人を探して来いと言われる伊江。
見つけにいくと血溜まりに歯。
殺されたのだと仲間に伝えにいくと、もう一人の男が手長人間に鼻から脳に直接刺激を加えられて、そのまま眼球を飛び出させて死亡。
グロテスクこの上ない死に方です。
そして逃げる伊江たちを追いかける手長足長人間。
【食糧人類21話】透明ではなくタコ人間
手長足長人間はオグっちゃんのトラップで下に落とすことに成功。
そこで現れた上記に示した透明人間。
透明人間に助けた男たちの生き残り、最後の一人も食われて殺されました。
この透明人間についての説明を和泉所長に夕凪の会の男がしています。
狩人として一番理想的な能力は「気付かれずに近づくこと」にあると言います。
そして組み込まれたタコの体色変化の力。
透明人間はタコ人間だったことが判明しました。
【食糧人類23話】電撃攻撃でタコ人間にダメージ
迫るタコ人間に伊江の特技発動。
施設のケーブル位置と水道管の位置を記憶していました。
それを使って電撃攻撃。
これでタコ人間は感電することになります。
しかし、この程度で倒せるはずもなく伊江の前にタコ人間、そしてオグっちゃんの前に手長足長人間が現れました。
【食糧人類23話】桐生が伊江たちに肉体改造手術
伊江たちは知らぬ間に捕まっていました。
入院の手術台のような場所で両手脚を含め身体が動けなくなるように縛られています。
夕凪の会の男が現れて「桐生」だと自己紹介をしました。
そして拷問ではなく、治安を乱す人間には肉体改造手術を受けてもらうと言い出します。
ホラー映画ばりの展開になってきました。
一体三人はどんな肉体改造手術を受けさせられるのでしょうか。
それとも誰かが救いにきてくれるのか。
続きは食糧人類4巻にてお楽しみ下さい。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント