あなたがしてくれなくても60話【最新】確定ネタバレ考察|楓が誠に謝罪!夫婦の絆は当たり前じゃない

マンガ

あなたがしてくれなくても60話のネタバレを含む考察となります。

本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。

楓と誠回になります。

楓側の祖父の三回忌で誠と一緒に向かう楓

そこにある両親の夫婦像とお坊さんの話から誠と自分を見直します。

そして今までとは違い誠に対して謝罪をしました。

不倫された側なのに今までの行いに対しての謝罪は楓にとって大きな変化と言えます。

それではあなたがしてくれなくても60話を考察していきます。

自分の傷ばかり見ていた

みちとの会話によって気付いた点。

それは「自分の傷ばかり見ていた」ということでした。

レスによってご飯が美味しくなくなり、未来が見えなくなることをみちから聞いた楓。

その気持ちは誠にも味あわせていたことになります。

ここで楓は母親から祖父の三回忌が明日行われる連絡を受けました。

誠と一緒に行かないと変に思われます

「来てくれるかな」と不安な心境ながら連絡をする楓です。

誠の転職先は三輪商事

誠は誠で、あの日に楓を追えなかったことに対して自分の気持ちを考えています

追って欲しかった楓。

あなたがしてくれなくても56話 追っては来ない誠

あなたがしてくれなくても56話/ハルノ晴先生/双葉社
追っては来ない誠

これをきっかけに楓はすでに誠の気持ちが自分には向いていないことを痛烈に感じました。

三回忌の連絡を受けた誠も「行かないと変に思われるよな」と駅で待ち合わせをして向かうことに。

連名の香典とお供え物を用意して現れた誠。

普段と変わりない様子に楓は少し安堵しています。

誠が気を回してしっかりと周囲を気遣う、その優しさを感じられているのでしょうか。

この内面にどんなものが隠れているのかを探らないのは楓の弱さとも言えます。

電車に乗りながら誠は三輪商事が転職先として決まったことを伝えました。

おそらく三菱商事のオマージュでしょう、大手じゃないと「また両親の株が上がる」と言う楓です。

何となく照れているようにも見える誠ですが、この互いの会話すらもポーズに近いもので心が入っているとは思えません。

ギクシャクしないためのポーズ。誠の内面の思考は何も分かりません

腕を組むのは当たり前じゃない

楓の両親、そして義理の兄が三回忌に来ている様子。

そこで三輪商事に転職が決まったことを義理の兄に言うと、それを両親に伝えます。

喜んでいる様子の楓の両親

三回忌の会場に向かう途中で楓は両親が腕を組んでいるのを見ました。

楓が中学生か高校生くらいの時に両親が言っていた言葉の回想。

「父さんと母さんは死ぬまで腕組むぞ」

それが当たり前のことではなかったと痛感している楓です。

現実に夫と腕を組むなんてもう出来ないって思っている方も多いでしょう。

歳を取れば恥ずかしいという気持ちが湧く人も多いもの。

そう考えると老年になってもまだ腕を組んで歩ける夫婦というのは互いの努力無くしてあり得ないものだと気付いたと言えます。

楓が誠に謝罪する

三回忌でお坊さんからの説法。

そこで先祖の命が今に受け継がれてきたという話を聞いた楓。

「今生きていることは当たり前ではありません。今日という日をどうか大切に」

繋がっている命の環と今日の大事さに何かを感じ取りました。

帰り道で靴ずれしてしまった楓は足の痛みを感じます。

それにすぐに気付いてくれる誠はスリッパを持ってきてくれています。

「スリッパはッコ悪いかな」

そういう誠ですが、以前もその靴で痛みが生じたことを覚えていた様子です。

これまでもしっかりと誠は楓を見続けていてくれた。

この事実だけでもよく考えれば泣けることじゃないかなって気がします。

「本当はずっと夫婦でいたかった」

誠をここで失ってもいいのかと考え直し、愛されていないとしても言わなければいけないと思ったのでしょう。

「今までごめんなさい」

素直な気持ちで楓からこの一言が漏れ出てきました。

どうしても失いたくない誠。

失いかけて、当たり前のものが当たり前じゃなくなった時に気付いた楓です。

間に合うのかどうか。

誠が本心でどう思っているのかが次で分かるのかもしれません。

誠の中では楓への愛情はすでに霧散していて、あるのは残り香に近いような情だけかもしれません。

だからこそ、あの時に追えなかった。

その追えなかった理由に明確に気付いてしまったら、誠はこれを機会に「離婚」を楓に伝えるかもしれません

気付くのが一歩だけ遅かった楓。

あなたがしてくれなくても60話ではみちと陽一の重要な会話は行われませんでした。

次回は1月18日の漫画アクション連載となる予定とのこと、お見逃しなく!

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Source: マンガ好き.com

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