子供のことで話があると言い切ったみち。
陽一に今までのような「その場をしのぐだけ」の言動を防ぐだけの覚悟を持っています。
あなたがしてくれなくても59話/ハルノ晴先生/双葉社
離婚がイコール不幸ではないと知ってしまったみち
離婚がイコールで不幸に直結する訳ではないと知ってしまったみちです。
覚悟の決まったみちに対して陽一がどう答えていくのか。
表情一つでも間違えればみちが出ていくのは確実に思えます。
陽一も一歩踏み出そうとした
子供のことについて今までは単純に「その場しのぎ」で回避してきた陽一です。
それに対して強烈な傷を負ってしまったみち。
あなたがしてくれなくても54話/ハルノ晴先生/双葉社
ずっとその場しのぎでなだめられていただけ
レスから始まった大きなすれ違いは価値観そのものの違いへと変わってしまっています。
今のみちはすでに「離婚」と「別居」を覚悟の上で陽一との話し合いに挑む状況。
ただ陽一も何も考えていない訳ではありません。
マンションの件については「みちを離れさせないように」と考えてのものでした。
しかし子供の話でショックを受けたみちを見て陽一も考えています。
自分が父親になれるのか。
そして描写としては一歩踏み出した覚悟が見えました。
あなたがしてくれなくても55話/ハルノ晴先生/双葉社
一歩踏み出したようすの陽一
迫るみちの「子供のこと」についての話し合いで陽一が本心を出せるかどうか。
ここが注目ポイントと言えるでしょう。
その場しのぎの男は多い
実のところ、覚悟が決まらずにその場しのぎで回避し続ける男は多いものです。
特に「奥さんと別れる」と不倫相手を繋ぎ止めるタイプの男や、二股や三股を平気で行える男にはこの傾向が強くあります。
嘘が上手いと一言にいわれますが、そうではなく単純に覚悟を決めることが出来ない決断しない男であることが多いのが現実。
仕事も要領よくこなして何となく「出来る男」の演出も上手いのが特徴ではありますが、その実は強いストレスに弱く、本当の意味での危機には対応できない事が多くあります。
こういったその場しのぎ男に捕まると女性としては長い時間を無駄にする可能性も出てくるのでみちは要注意の状況にあると言えます。
勿論、男性側がしっかりと弱さに気付いて修正をかけてくれば別でしょうが、陽一にそれが出来るかというところでしょう。
別居は現実味を帯びてきた
みちの質問に対して、何となくで答えてしまえばおしまい。
そこから本心を語ってももう遅いと言えそうです。
迷いがあるのは仕方ありません。
俺に父親が出来るのか恐いところもあると正直に話すなら解決も可能。
しかし「マンションの部屋も増やしたし、出来たらそれでいいんじゃない」みたいな形だとどうにもなりません。
そもそもレスなので子供なんて出来ない状況。
今の夫婦の状態についてどうしていくのか、具体的な策の申し出がないのならみちは別居の道を選ぶと考えて良さそうです。
あなたがしてくれなくても59話/ハルノ晴先生/双葉社
一人で過ごす想像は出来てしまったみち
もう一人で過ごす想像は出来てしまったみち。
今までの様に捨てられたらおしまいなんて発想はありません。
しがみつくことの無くなった女性の強さは尋常ではなく、陽一の少しの逸脱した表情などで決定付けてしまう気がします。
「お互いに距離を置こう」
そして離婚に向かって進むみちと、何とか取り戻したい気持ちで揺れる陽一という展開に発展していく気がします。
弱まった陽一がまた三島の身体を求めて一時の癒しから泥沼へ進むことも考えられるでしょう。
あなたがしてくれなくても60話は12月21日の漫画アクションにて連載されるのでお見逃しなく！
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Source: マンガ好き.com
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