遂に宜安を中心とした秦国と趙国の戦いが始まります。
肥下の戦いは史実でも有名なものとなります。
キングダム702話で李牧が最初に目を付けた宜安。
それは同じく長城を確認した王翦も目を付けていました。
長城を抜けた西側の先にある邯鄲からすれば北側に位置する宜安。
この場所で秦国と趙国の熱い戦いが始まろうとしています。
抜擢される武将は扈輒将軍を打ち破り、嬴政を悩ませた大将軍桓騎です。
結局誰が強い武将なのか
武将の強さランキング(TOP10)
王翦でも李牧の守る宜安は落とせない
王翦が注目した宜安。
そこは李牧も考えていた場所で「思っていた通り悪くない」と戦況判断もされている場所。
実際に鄴攻めでは李牧が途中退場で見事に逆サイド(斉)からの兵糧運び込みを成立させています。
もし李牧がそのまま残っていればどうなっていたか。
この時、李牧は邯鄲に向かっていました。
直後に鄴には大量の兵糧が運び込まれたところ。
李牧が前線にいて鄴のことを集中して考えられていれば防げた可能性が高いでしょう。
そう考えると事前準備している李牧の存在する宜安。
当然ながら王翦でも容易にくり抜くことが出来ない場所であるのが想像出来ます。
となれば「勝つ戦しかしない」という王翦が最初に睨んだ宜安を率いずに桓騎が抜擢された理由も分かります。
春秋戦国時代の最強は誰
王翦の強さは史実にあり
桓騎大将軍の抜擢理由
王翦ではなく桓騎が宜安攻めに選ばれることになります。
それは史実から考えても確実。
なぜ桓騎なのか。
それは王翦にも無い想像を超えた戦い方が出来るからと言えます。
要するに王翦は宜安の攻略方法が見つからなかったとも取れます。
もし桓騎と「初めて戦う李牧」という状況であれば、李牧敗北もあり得たかもしれません。
しかしすでに李牧は桓騎と慶舎の戦を見ていました。
そこで李牧は桓騎の弱点を導き出しています。
王翦すら避けた宜安の戦いに出向く桓騎の戦。
史実どおりなら敗北は確実ですが、どうやって負けるのか。
李牧はどこまでの苦戦を強いるのかについてはキングダムのオリジナルとなるはず。
また「本当なら桓騎が勝てた」という戦況になることも十分に考えられます。
飛信隊の導入は確実
宜安の戦いでも飛信隊が導入されるのは確実でしょう。
最近の桓騎が行った戦では、飛信隊が大きな活躍をしています。
扈輒との戦いではどう考えても飛信隊があっての勝利です。
飛信隊が抜けないと思われた影丘を抜くと信じたから向かわせたとも言えます。
なんだかんだ言っても桓騎は飛信隊の実力を認めているってことでしょう。
前回は煮え湯を飲まされた形となった王賁についても、もしかしたら桓騎軍に入る可能性もあります。
それとも後に李信と共に楚を攻めることになる蒙恬が初めて桓騎の軍に入ることになるでしょうか。
少なくとも飛信隊だけが桓騎軍に入り込む編成ではない気がします。
趙の将軍が討たれる
史実で見ると宜安では桓騎に趙の将軍の誰かが討たれることになっています。
無名の人物で史実には出ません。
しかし桓騎が最初に善戦していくのは確実。
もしくは一人の将軍の命すらも捨てる覚悟で李牧が仕掛ける壮大な罠にハマっていく桓騎という展開かもしれません。
どちらにせよ誰かが死ぬ。
それも桓騎に殺されるので、それなりに重要人物でしょう。
紀彗や龍白公、虎白公あたりが最有力と考えられています。
李牧の一派がここで誰か崩れるとも考えられますが、可能性としては上記の三人のいずれか、または複数になるのではと予想されます。
恐らく雷土の仇である龍白公ではないかと予想します。
キングダム703話ですぐに戦いの火蓋は切られるのか。
それとも何かしらの休憩回となるのかに注目です。
傷ついた王賁が戻って、王賁の子供あたりが登場するってこともあるかもしれません。
※キングダム703話の内容が確認出来次第、改めてネタバレ含む考察記事を更新致します。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント