カイジ賭博堕天録24億脱出編403話のネタバレを掲載しています。403話では、マリオ包囲網がさらに強固なものとなっていく。そんなことを知らず気が緩みきっているマリオは、完全に詰んでしまっていた。カイジ賭博堕天録24億脱出編403話の内容を知りたい方はご覧ください。
カイジ賭博堕天録24億脱出編403話のネタバレ
二重ロック
遠藤が「この日が来たぁ〜」「マリオに施錠、追尾」「結果、結果、芋づるでカイジらも確保、一網打尽」と大歓喜していた。
よもや、よもや、よもや、こんな事態、危機が我が身を包み込んでいようとは夢にも思わないマリオ。のん気にショッピング、御大尽ショッピング。
すると、店員が「お話聞こえちゃいました」「もし宜しければお母様にバッグなども」と声をかけ、マリオは「たしかに母ちゃん、ろくなバッグ持ってない」「いや、あれらはバッグなんてよべる代物じゃない」と考え「ちょっと見せてもらえるかな?」と提案を受け入れていく。
マリオ止まらない、親孝行ショッピング絶讃続行中。西嶋が「今度はカバン」と監視を続けていると、部下たちが「西嶋さん、地下ふくめ各階のエスカレーター近くに一人ずつ配置終わりました」「が、まだ6人我々余ってまして、囲みましょうか?我々も「マリオ」を、十重・二十重、何重にも」と聞かれるが、西嶋は「よせバカ」「妨害行為だ、そんなの」「うろつき過ぎ、マリオの周りをいかがわしい連中が」「ゾロゾロゾロゾロ迷惑だ」「マリオを直接マークするのは4人もいれば十分」と伝えていった。
「じゃあ、我々はどうしましょう」と聞かれると、西嶋」は「どうって」「いやいや、よく見るとコイツらどいつもこいつもボンクラ面」「こんな連中が大量にマリオのまわりをうろうろしだしたらそりゃあダメ、悟られる、マリオに」「かといってせっかく招集した兵隊を帰しちまうのも」と考え、「よし、じゃあおまえらは最終ラインを固めろ」「マリオが張りこみに気づき、追尾班をまいて外へ出ようとした時必ず通らなきゃならねぇ三つある百貨店の出入り口、裏口にあたる西側、大通りに面した北側、正面入り口の東側、これらの外側」「百貨店を出た側は今遠藤部長らが固めてくれていて、マリオをそこで確保できる体制になっているが、より盤石にする為、おまえらはそれぞれの出入り口の内側、百貨店内でマリオの逃亡を防げ」「二重ロックだ」「配置、各出口に1人ずつ」「残った3人は一階以外のフロアーからマリオが逃げる時必ず通過する一階のエスカレーター」「あ、いや、エスカレーターにはもう1人人がついているからそれ以外の通過ポイント、階段とエレベーター前に一人ずつつけ」と指示を出していった。
残った一人が「残っちゃいましたけど私」と言うと、西嶋は「おまえは、オレとチェンジ、ここでマリオを張れ」「まあ、この中じゃおまえが一番ましそうだ」「言っとくがへんな色気は不用」「目の片隅にただマリオを置いとくだけでいい」「おまえ以外にマリオを張っている人間が3人いる」「よっておまえの役目は何もしないこと」「得意だろ、そういうの」と任を託していった。
「あ、あの、西嶋さんはどちらへ」と聞かれると、西嶋は「報告だよ、遠藤部長にこの配置、布陣を伝えねぇと」「今回のヤマ仕切ってるのは部長なんだからよ」と答え、「あ?どうした?」「散れ、今話した各地点へ」と伝えた。
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ぶっちゃけ詰んでる
着実に、確実に少しずつ少しずつ、真綿で首を締めるように整えられていくアリ一匹、水一滴漏らさぬマリオへの包囲網。が、マリオはまったくそれに気がつかない。弛緩、安穏。
マリオが「母ちゃん喜ぶな」「っていかびっくりするな、そうと」とウキウキしていると、店員が「あのー、おリボンどうしましょう?」と声をかけ、マリオは「リボン?ああ、やって」と答える。店員が「ありがとうございます、200円と500円のモノがありまして、500円ですとこのように蝶々風の大柄なデザインのモノでして、大変ご好評をいただいております」と伝えると、マリオは「バタフライにして」と返した。
もはや避けようもなく逃れようもなく淡々と粛々と進むマリオ破滅のカウントダウン。が、そんなこと知る由もなくどっかーんと緩み全開のマリオ。やってしまった、ぶっちゃけ詰んでる、万事休す。
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Source: サブかる
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