キングダム695話のネタバレ含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
扈輒軍に勝利した桓騎です。
しかし完全な勝利とは言えない側近の一人だった雷土の討ち死にがここで確定しました。
戦闘の開幕時からフラグは立っていた雷土。
ここで摩論や黒桜、そして厘玉も含めて側近全員が雷土の死を確認します。
刻まれて箱に詰められた雷土は生きながら刻まれる拷問の中でも桓騎の策を漏らす事はありませんでした。
沸き立つ冷酷な桓騎の怒りに趙兵が無残に殺される事態への発展を匂わせます。
それではキングダム695話を考察していきます。
厘玉と黒桜と摩論が合流
すでにいっぱいになっている捕虜の状況。
どこも大量の捕虜が出て管理出来る場所も減ってきている現状が描かれます。
その中で桓騎の側近でもある摩論と黒桜、そして厘玉が合流。
龍白公との戦いについては取り逃がしたと黒桜。
ただ大きなダメージは与えたようで「途中で死んだだろう」とも予想しています。
後に登場する可能性もあるでしょう。
摩論の懸案事項
不可能に思えた戦に勝利した桓騎。
それを称える厘玉と黒桜。
しかし幹部にも話していない事で「信用がないのか」と黒桜はちょっと感じています。
摩論に至っては策を知った上でもまだ逃げ腰でした。
また今回の作戦に関して雷土にも伝えられたことを知るとショックを受ける黒桜です。
摩論は集まり続ける大量の捕虜に対して得も言われぬ異様な感覚を得ている様子が分かります。
実はこの時点ではまだ飛信隊は桓騎の勝利を知らずに戦っていました。
桓騎の勝利を知る飛信隊
飛信隊は桓騎の勝利を知らずに中央から移動してきた虎白公の五千の部隊と交戦していました。
しかし乱戦を解いて突如撤退していく趙軍。
ここでようやく桓騎の伝令が届いて「扈輒を討った」と知らされます。
あまりの衝撃に那貴以外の全員が驚いています。
那貴が細かい事情を知ろうとしますが、裏切り者には伝えないと桓騎兵の冷たい態度です。
飛信隊はしばらくここで軍を率いて残党に対応することになります。
三人を呼び寄せた桓騎
桓騎は黒桜と厘玉、そして摩論を扈輒の本陣があった今桓騎がいる場所に呼び寄せます。
雷土が行方不明である事実を聞かされていました。
敵に捕まってしまった雷土。
そんなに簡単に死ぬはずがないと思いながらもどこかで最悪の結果を考えている三人と言えます。
そして桓騎の元に訪れた側近メンバー。
雷土の兵が無残に首を晒されて台に並べられています。
雷土が箱の中でバラバラの死体
桓騎は首が並んだ台座の中央にある箱を指差します。
黒桜、摩論、厘玉がこの箱を開けるとバラバラになった雷土の死体。
あまりに無残な姿です。
最後には少しだけ桓騎の気持ちが分かった雷土。
もう一度喋りたかったと言って死んでいった雷土です。
残酷すぎる箱の中で切り刻まれて死んだ姿に三人は衝撃を受けました。
桓騎は至って冷静に見えます。
そこに砂鬼一家が現れて雷土の最期について語ります。
決して作戦を漏らさなかった雷土
強烈な拷問を受けながら死ぬまで桓騎の策を話さなかった雷土。
生きたまま粉々に砕かれていく拷問を受けていました。
それでも死ぬまで吐かなかった男。
摩論はもし雷土が口を開いていたら負けていたと言います。
桓騎の中に通る冷酷な闇
桓騎は雷土が入った箱に近づいて血の海の中から雷土の顔を引き上げます。
「俺が言った通り無謀な戦いをせずに適当に戦っていればこんな事にはならなかった」と桓騎。
オギコを走らせてまで伝えた桓騎。
こういった事態を防ぎたかったのでしょう。
雷土の顔に触れながら馬鹿野郎と言う桓騎ですが、そこには部下を思う気持ちが見て取れます。
そして当然ながら黒桜など側近も雷土をこんな目に合わせた人間を許せるはずもありません。
実施した人物を尋ねると砂鬼一家は「扈輒は死んで拷問官も恐れて自殺した」と言います。
残ったのは一人だけ。
この報告に対して桓騎は「何人だ」と再度問います。
なぜそれを改めて問うのか。
「何人だ」
また同じ問いを繰り返す桓騎の言葉に摩論は不穏な空気を感じ取りました。
遂に史実にある桓騎の趙兵10万の大虐殺が始まろうとしています。
キングダム695話の考察は以上となります。
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Source: マンガ好き.com
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