終末のワルキューレ53話のネタバレを掲載しています。53話では、波旬の恐怖により魂を揺らぎを感じ取れた釈迦は、再び未来視ができるようになっていた。そして、釈迦の一撃でついに波旬が消滅していく。終末のワルキューレ53話の内容を知りたい方はご覧ください。
終末のワルキューレ53話のネタバレ
恐怖によって
釈迦が新たな神器を手にしたことで会場は釈迦応援ムードだった。
誰もが己れの魂の限りを叫ぶ。釈迦の勝利を願い心のままに叫ぶ。人類の想いを乗せたその叫びはひとつとなり、支流の集まる大河のように釈迦のもとへ届いた。
波旬が「くそ、くそ、くそッ」「なんなのだコイツは!?」「死にかけていただろう?」「力尽きかけていただろう!?」「なぜ恐怖をせん?なぜ命乞いをせん?」「なぜ笑っていられる?」「なぜ、なぜ、まだ我に立ち向かってくる!?」と考えながら釈迦に襲いかかるが、釈迦は「どうした?」「やっぱビビってんのか?」と押し返していった。
観戦する近藤勇が「よし、イケる」「負けてないぞ」と言うが、沖田総司は「ん〜、どうですかね」「ちょっと分が悪いかも」と見ていた。佐々木小次郎も「きびしいな」「片目が見えず、脇腹に深傷も負っている」「このままじゃ、お釈迦さんが不利だろうね」と試合を見ていた。
釈迦が痛みで一瞬クラついてしまい、その隙に波旬の灼を受けてしまう。
波旬が「き〜え〜ろォ〜」ととどめを刺そうとするが、釈迦のカウンターが炸裂する。
釈迦が「まだ距離感慣れねぇや、浅かったな」と言うと、波旬は「ば、バカな、我が渾身の一撃を」と驚いていた。
アレスが「釈迦、底しれぬ漢だ」と驚いていると、ヘルメスが「ええしかし、釈迦の方が先に限界を迎えそうですよ」と言い、ゼウスも「次に波旬の「灼」が来たら、受ける力は残っておらぬだろうな」と見ていた。が、ハデスは「ふん、愚か者どもが」「受ける必要などない、避ければ良いのではないか」と言い放ち、アレスじゃ「え?」「あ、あれをどうやって!?」とゼウスの発言を信じられないでいた。
釈迦は波旬の攻撃を見切り始めていた。
ゲルが「あ、あれ?」「なんか波旬の攻撃が少しずつ当たらなくなってる気がするんスけど」と気づくと、ブリュンヒルデは「視え、始めている?」「正覚阿頼揶識は魂のゆらぎを視ることで未来を視る」「だから、魂が完全なる闇に包まれた波旬の未来は視えなかったのです」「しかしいま、波旬の魂はその闇に覆えぬほど揺らぎ始めている」「そう、恐怖によって」と説明する。
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これが、オレたちの道だ
波旬が「なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ!!?」「我は、我は第六天魔王」「この世で至高の存在」「我の存在するこの世に、貴様は存在してはならぬ」「天誅」と灼を繰り出しついに釈迦を両断するに至った。
波旬が「ヤッタァああああぁ」「天罰覿面んんん」と大喜びするが、波旬が斬ったのは幻だった。
かの尊き師は言った。声に驚かない獅子のように、鋼にとらえられない風のように、水に汚されない蓮のように、ただ犀の角のごとくただ独り歩め。だが、もしも汝が魂を重ねるに足る同伴者を得たならば、あらゆる危機にうち勝ちこころから喜び、彼と共に歩め。釈迦は「見えるか?零福ちゃん」「これが、オレたちの道だ」「共に往こう」と天眼妙覚大涅槃斬を繰り出す。
波旬は上半身を両断され倒れていった。
波旬は上半身だけとなって釈迦に攻撃を繰り出すが寸前のところで体が消滅し完全に消えていった。
釈迦は天に昇っていく零福、七福神たちの姿を見て「かっけぇなあ」「零福ちゃん、またね」と感動していた。
そして、ラグナロク第六回戦が釈迦の勝利で終わる。
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Source: サブかる
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