<キングダムネタバレ811話【確定】信の言葉伝わる!新生の飛信隊が決まる>
信を狙った長老である温形。
理由は二十年前に孫と娘を犯されて殺されたから。
二十年の間も時が進まずに恨みを持ち続けていました。
そして信はそれも受け入れて進むのが統一に必要だと説きます。
甘いという考えもありながら、これから嬴政がやろうとしているのは支配ではなく統一。
つまるところ「俺は秦出身」「俺は韓出身」と言った形で痛みも共有する世界です。
信の説きに対して、温形も涙します。
そして周囲の南陽の民も。
こうして信は南陽における一つの理想を体現させたように思えます。
また続いて練兵において、今後の中核となりそうな面々の紹介となります。
キングダム811話は、その紹介だけですが、次回からは百人将を含めて、新生の飛信隊のすべてが明らかになります。
温形は娘と孫を殺された
長老である温形ですが、孫と娘を殺されていました。
しかも犯されての惨殺。
許せないのも分かります。
時期は二十年前であり、その二十年を進めずに、こうして恨みを持ち続けた事実。
これについても信は受け入れるべきだといいます。
ここで信を狙ったと、温形を討っていては何も変わりません。
それは支配でしかありません。
嬴政が目指す、つまり秦国が目指す中華統一は支配の統一ではありません。
信の語りには、侵略の先にある国造りの基本が見えます。
飛信隊と南陽の住民の姿
あるべき統一の先の姿。
それは痛みも共に分かち合うような、受け入れ合う社会の構築です。
秦国の民だから許せないとか、逆に偉そうにするとかではありません。
「秦国出身」「韓出身」という形で、それでお互いを認め合うような国の達成です。
信の考えるその支配ではない統一の形を聞き、また孫と娘の魂が温形の近くにいることを伝えられて涙する長老です。
結果的に南陽の民と飛信隊は距離が近づいていきました。
完全な達成でもなければ、反対もある信のやり方、考え方。
それでも、こうやって一歩一歩進めるしかないのも事実でしょう。
新生の飛信隊で重要な新兵
練兵の過程で登場している新兵。
その中で、特殊な部族などが登場しました。
長身の部族が邪毛族(じゃもうぞく)で、めちゃくちゃ身長が高いです。
全員が2メートルオーバーな様子で、これが今後の戦で重要な役割を担うことになるのか。
また騎馬族の中で馬と喋れるという俔馬族(けんばぞく)です。
この2つは以前も出ていましたが、もう一つの戦闘民族。
凡冥(ぼんめい)という一段です。
黒い装束をしているチンピラという感じですが、猛者なのは事実なのでしょう。
とは言え、信に勝てるはずもなく、全員で向かっても一撃で弾き飛ばされてしまいました。
そんな練兵の先、河了貂がついに新生となる飛信隊の軍編成の発表です!
久しぶりに、誰が何人将なのかを含めて、全体像が浮き彫りになってくるところ。
古参たちの出世具合も気になるところです。
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Source: マンガ好き.com
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