<キングダムネタバレ808話【最新確定】南陽の統治に秦国から現れた文官・剛京は最悪の領主>
騰が仮の長官となった良案。韓と秦の旗を並べるなど領民の印象を下げない手法を取る。南陽が新鄭攻略の鍵と考え、ここで時を持ち練兵する構え。そして現れた秦国から統治の文官・剛京の傲慢な態度。騰はどうする。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
無血開城となった南陽に騰も入りました。
民への不祥事を避けるために城の中も古参兵として、さらに律するように命じる騰大将軍。
さらに城壁には韓と秦の旗を並べてつけるなど韓の民衆への配慮を見せます。
仮の長官となった騰は、ここ南陽で時間を使う様子。
飛信隊を含め新兵の多い状況で練兵を重ねていくことになります。
現実に南陽の兵力は新鄭に移り、今は洛亜完の軍勢と共に王都を守っています。
現実に十六万という大きな軍力を持ってしても討つのは困難と言える現状にあります。
騰はこの南陽が新鄭攻略の鍵になると判断。
それ故に南陽との関係性は非常に重要であり、それ故の旗を並べるなどの行為でした。
しかし、それでも民衆は「何か企てがある」と感じるもの。
そこに来て秦国から現れた傲慢な文官は民衆から慕われている龍安を斬首にすると息巻いており、または旗もおろせとどこにでもいそうな愚鈍な人物に思う。
騰はここで何を思ったのか。
それではキングダム808話を考察していきます。
史実でも騰は仮の長官となっている
キングダム808話で騰は南陽の仮の長官となりました。
これは史実でも同じです。
さらに騰大将軍は降伏した南陽の民を含め、虐げられることのないように配慮していきます。
城は大きくなく、十六万は入れない。
よって入れない者たちは城の外での野営となります。
もう一つ、新兵ではなく古参兵を中に入れて、間違っても民に対しての不祥事が起こらないように徹底しました。
騰としても、この南陽との関係が今後を左右するという思いがあるのでしょう。
そもそも飛信隊も騰軍も民を凌辱して楽しむような兵の集まりではありません。
旗も秦と韓で並べて取り付ける
子どもたちが城壁の上で韓の旗を建てました。
本来なら激昂されてもおかしくないようなところ。
しかし騰は怒るどころか「並べる」という配慮まで見せます。
かなり露骨な民衆へのご機嫌取りとも言えますが、当然ながら騰としても一つの策略です。
まさにその民衆、つまり南陽の協力を仰ぐための一手と言えるものなのでしょう。
この並んだ旗を見た南陽の民衆が秦国に対して何を思ったのか。
少なくとも悪感情や恐怖感情は薄らいだのだろうと推察できます。
南陽で時間を使う予定の騰
騰の考えとしては、この南陽で機が訪れるまで待機。
理由は現実に今のままで新鄭を攻めても討てないからでしょう。
実際に史実で新鄭を討つのは翌年の話だったはず。
1年以上も戦争継続が出来るはずもなく、そう考えると、この場での練兵などを含めた策が練られることになりそうです。
その意味でも南陽の統治は非常に重要であると言わざるを得ません。
南陽の地で今は新兵ばかりの大軍を強固な軍としなければ勝ち目はないという見方なのか。
羌瘣は冗談なのか分かりませんが「戦わずして勝つ」を今も言っています。
もしかすると新鄭戦でもこの羌瘣の一言が響くような展開が待っている可能性はゼロではなさそう。
南陽を引き入れる必要を騰は考えている
騰は並べた旗について良い考えと思っていた様子ですが、それでも浅いと思っています。
一瞬は安堵して安心を得ても、少しすれば「何かの企み」と考えてしまうのが人間というものです。
実際に軍力で支配されている状況ですから、言ってみれば首根っこを掴まれながら「僕らは優しいからね」と言われているようなもの。
その支配する側の人間の機嫌一つで首が飛ぶかもしれないという考えが頭の中に常にあります。
新鄭を攻略する鍵を南陽だと考えているのだとすれば、それこそ騰のもとで一緒に秦国民として生きるという覚悟すらも持ってもらう必要があるのかもしれません。
傲慢な態度の秦国文官・剛京が入城
仮の長官だった騰でしたが、ここで統治の文官が登場します。
キングダム808話で秦国から送られてきた剛京です。
しかし、この人物は傲慢な態度で、まさに愚を放つ人間に思えます。
騰の思いなどを考えると、なぜこんな文官が送られてきたのかと疑問に感じます。
ただこれも騰が目指した一つの方法なのかもしれません。
つまり恐怖支配、悪政を行う人物を騰が倒せば、まさに南陽からすれば英雄です。
その英雄を掲げて、付き従いたくなるのも人間の性というものでしょう。
剛京は並べた旗の排除はもちろんながら、元領主であり、民衆からの信頼されている龍安の斬首まで命じています。
これをまともに受け入れていては騰が目指す南陽を鍵とした新鄭討ちなど不可能です。
敢えてバカを送り込ませ、それを打倒し、改めて騰大将軍バンザイを作るのか。
このあたりも羌瘣が言っていた「戦わずして」の一環なのかもしれません。
文官一人を葬り去るなど、難しくもないこと。
後は秦国の本営が、この事態をどう受け止めるのかです。
次回キングダム809話での騰大将軍の動きに注目。
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Source: マンガ好き.com
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