<ヨークが時系列のズレを理解できなかった理由がベガパンク回想で判明した|ワンピース考察>
ヨークはベガパンクが死亡した際の世界に向けた放送で理解できない部分が出ていました。
それは事前に撮ったはずのものが、なぜか時系列的に「その頃では分かっていなかったこと」まで入っていたからです。
これによって「現在のベガパンク」がノミノミの実の能力でデータ的な形で生き残った残滓のようなものなのではないかと予想されました。
だから死んだとされるシャカやピタゴラスも一緒にいたのだという説です。
しかしこれはワンピース1123話で否定されました。
ベガパンクの回想
ワンピース1123話で明らかになったベガパンクの2週間前から1週間前のエピソード(エッグヘッド編の前)。
シャカがデータの異常と探知。
この異変に対して本体であるステラとピタゴラスに情報を共有しました。
そして「誰かが裏切っている」と判断します。
最初に疑われたのは「悪」をベースに作られたリリスです。
しかし、実はそれは違っていて真犯人はヨークだと判明します。
「悪」よりも「欲」が人間を裏切らせる要素ということです。
この段階では、まだ先程の放送云々という話にはなっていません。
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ルルシア王国の消失で状況悪化
ベガパンクが「これはまずい」と思い始めた理由はルルシア王国の消失です。
あそこまでやってします政府というのもそうですが、マザーフレイムが当たり前に使用されたことへの憤りや危機感もありました。
結果としてベガパンクは今の世界に向けた放送準備を開始。
エメトに電伝虫を仕掛けて、全てを明らかにする準備をしました。
ただこのままだと当然ですが、同じ脳みそを共有しているヨークにも気付かれてしまうのは時間の問題。
暗殺部隊が到着する時までに気付かれて、その全てを解除されてしまっては何の意味もありません。
2週間の記憶を抹消した
ベガパンクはヨークに気付かれることを考えて2週間の記憶を抹消。
これによって、ベガパンクもシャカもピタゴラスも含め全員が2週間前の状態に戻ってしまいます。
何も覚えていないベガパンク。
だからこそ「裏切り者」のことや「世界放送」のこともベガパンクすら分かっていませんでした。
ただ一つメッセージだけは残されていました。
それが記憶のあるベガパンクから、記憶のないベガパンクに対してのメッセージ。
「自分を信じて死ね」というもの。
要するに死んだ後のことはすでに準備されているということです。
これが理由でベガパンクは死ぬ時に笑ったのだろうと推測されています。
ピタゴラスとシャカが画面内にいた理由
ピタゴラスとシャカとステラが最初に情報を得ていた3人です。
画面が登場して、時系列がズレている時には「死んだ者が出てきている」と言われていました。
そうではなく、単純にその3人で準備していたということです。
よってヨークが思った時系列的なズレは、記憶抹消によるものだと分かりました。
つまり死んだステラ、シャカ、ピタゴラスなどは、そのまま死んだことになり、生き残ったのはリリスのみとなりました。
ノミノミの実の能力がそのまま有効なのは、このサテライトのリリスが存命だからなのか。
それとも全く別の意味合いがあるのか。
そのあたりはまだ分かっていません。
ただ悪魔の実が宿る場所は頭蓋骨という予想もあるので、その意味では頭蓋骨部分が培養液で生かされた状態になっていれば、能力は有効ということなのかもしれません。
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Source: マンガ好き.com
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