カイジ400話のネタバレ含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
通報する光山から話は始まっていきます。
突き返した100万円と自分よりも得たであろう金の悔しさが滲み出ているところ。
帝愛は誤情報にまみれていた
連絡がいったのは帝愛というよりは遠藤のカイジ追跡チームの事務所です。
ここでは大量の偽情報や誤情報に悩まされている状態にありました。
可能性のある情報では帝愛の支店から確保に向かわせていましたが、いずれも不発。
そんな誤りの連続で心が疲弊しきっている状況となっていました。
そこにかけるのが光山です。
今回の情報は正しいもの。
正しい情報の糸を遠藤が掴めるのかという状況になっています。
遠藤が光山の情報を信じない
光山の通報が黒服に繋がります。
マスクと帽子を被っているがマリオだという連絡。
今遠巻きで見張ってる。
マスクと帽子で顔を隠してるけど、あれは間違いなくマリオ。
-光山の話-
なぜそんな言い方をしてしまうのか光山にも問題があるでしょう。
素直に知り合いだったマリオを見つけたと話せばよいのではないかとも感じます。
当然ながら関係者であることも知らずに遠藤からすれば誤情報の典型の様なものになってしまいます。
居場所は百貨店で何をしているのかという質門に「女へのプレゼント」です。
これは信じるはずがない。
遠藤は光山の糸を切ってしまう
遠藤からすれば当然でしょう。
必死に逃げている中で女へプレゼントを買いに百貨店などに現れるはずもありません。
当たり前ながら光山の情報は一切信じずに切れと言われる黒服。
黒服も光山の情報が正しいとも思っていません。
結局「いろいろ片付いたらそちらへ」と濁して電話を切りました。
光山もこの返答に「これは来ない」と分かります。
今までも銀行などから辛酸をなめさせられてきた光山。
やる気ゼロの空気感は掴みました。
どうすればマリオ確保に至るのか。
考えて思い出します。
話を持ってきたファイナンスの西嶋のことです。
ここで貰った名刺のことを思い出しました。
何でも可能性を0.1%増やしておくのが大事だと教えてくれる描写でもあります。
西嶋は話を注目して聴く
名刺にかけた光山。
知らない番号からかかってきた西嶋は面倒だと感じます。
感じてはいますが、それでも可能性は捨てません。
それこそファイナンスに勤める営業マンの基本でしょう。
そしてマリオ発見の情報を光山から確認することになりました。
当然ながら西嶋は光山がマリオと住んでいたことも知っています。
まず間違うはずもなく話を聴くことになりました。
マリオが一挙に危険に晒される事に。
今マリオがいるのは最寄り駅から歩いて到着できる範囲のデパートです。
今ここで情報として正しいものだと判断されてしまった場合、周辺をローラー作戦で探し当てられる可能性すらあります。
確かに奥まった場所にある家で発見は難しいでしょう。
それでも集中して見つけ出そうとすれば数日、あるいは一週間程度で目星を付けられることは十分にあります。
状況を想像してしまえば新居に長く居座れないことも感じ取れるもの。
一度与えられた私服の定住を捨てなければならない苦しみは相当なものであるはず。
さらに言えばキャッシュカードなどの受け取りも難しくなってしまいます。
またも降り出しに戻る車上生活なのか。
しかもキャンピングカーはボックスカーに変更したといえ疑われる可能性のあるものです。
新居でどうにか耐え切ってやり過ごすのでしょうか。
光山&帝愛VSマリオの状況がどう進行するのかでカイジたちの動きを大きく変化させるでしょう。
マリオは注意深いので案外発見されたことに気付いて逃亡し、カイジたちのもとを一時的に離れる策に出ることも考えられそうです。
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Source: マンガ好き.com
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