今回は、狗巻棘の腕が治る可能性ついて考察してみたいと思います。
漫画やネットの画像で腕が無いことに驚かれた方も多いのではないでしょうか。渋谷事変ではあまり狗巻が描かれていなかっただけに衝撃的なシーンでした。乙骨の回想中、一コマだけ現れた狗巻にいったい何があったのでしょうか?
本記事では宿儺がどうやって腕を切断したのか、腕が治る可能性についても考察していきたいと思います。
狗巻棘の腕を切断した犯人は宿儺!?
そういや棘ははっきりと宿儺の領域に巻き込まれたって確定したのね
いやあれに巻き込まれて腕だけってすごくないか? pic.twitter.com/bdXqLVc3y6
— ねごんPさん (@negon_p) June 14, 2021
呪術廻戦本誌の特集ページにて、狗巻の腕を切断したのは宿儺だという確定情報が出ました。
それまでは宿儺説の他に上層部説や実は切られていない説もありましたが、本誌で明言されてしまったので虎杖のトラウマが更に増える結果となりました。
狗巻は伏黒から離れたところで避難誘導をしていたはずですが、どうやって領域展開に巻き込まれたのでしょうか?
今回は、本誌で語られていない部分について考察していこうと思います。
腕がないシーンはいつ?何巻・何話?
狗巻棘の腕が切断されたコマが描かれているのは137話「堅白」です。
乙骨雄太が登場し、呪術上層部との会話の中で虎杖が狗巻棘の腕を切ったという衝撃発言が飛び出します。
宿儺の術式と位置関係
渋谷事変中、伏黒は呪詛師・重面春太との戦いで「八握剣 異戒神将 魔虚羅」を召喚しました。
調伏の儀を始めた伏黒を救うため、宿儺は領域展開をします。
宿儺の領域「伏魔御厨子」の有効範囲は最大半径200mにも及びます。しかし今回は伏黒を巻き込まないよう効果範囲を140mにまで絞りました。
そして、その次のページで二人の女性が会話しているシーンに、狗巻がメガホンをもって避難誘導をしているコマが回想として描かれています。
「…でもそんなに心配いらないと思うんだ」
「はぁ?」
「メガホンの人いたでしょう」呪術廻戦14巻 第119話 渋谷事変㊲より
つまり狗巻を視認できる範囲にいた一般人が、宿儺の術式有効範囲に移動できるだけの時間があった、ということになります。高専生として訓練している以上、一般人よりも身体能力が高いことは容易に予想されます。
そこで、狗巻は宿儺の術式有効範囲内に左腕だけ入ってしまっていた、ということになりますね。
たまたま左腕だけが入っている状況はそんなにないと思うのですが、誰かに向かって左腕を伸ばしていたのでしょうか。
宿儺の術式
宿儺の領域「伏魔御厨子」は出入自由という縛りを設けることで底上げされた必中効果範囲は最大200mにも及び、範囲を絞ることも可能です。
必中効果範囲内の呪力を帯びたモノには呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す「捌(ハチ)」、呪力を持たないモノには通常の斬撃である「解(カイ)」が領域が消滅するまで浴びせられ続けます。
狗巻がこれによって負傷したとすると、必中効果の範囲外にいた、もしくは左腕のみ必中効果範囲内にあった、と考えられます。
腕に巻かれていた包帯
狗巻が腕に巻いていた包帯には怪しげな文字が書かれていました。宿儺の指に巻かれていた布の文字に似ている、と言えなくもありません。
あの布は特級呪物・両面宿儺の指を封印するために巻かれていたものです。もし同様の文字なのであれば、狗巻の腕には封印しなければならないようなことが起きているのかもしれません。
無為転変と反転術式
以前真人との戦いで宿儺は真人に傷を負わせていました。
単純な力量差も考えられますが、宿儺も真人と同様に魂に干渉することが出来る、とは考えられないでしょうか。
その場合真人の無為転変と同様に反転術式が効かない可能性があります。
真人と東堂の戦いの中では魂の形を変えられ、手から血管のようなものが浮き出ている描写がありました。
東堂は咄嗟に手を切り落としていましたが、同様に一部だけ術を受けた狗巻もこれ以上進行しないよう特殊な包帯で封印を施しているのかもしれません。
狗巻棘の腕は治るの?
先ほども書きましたが、宿儺の術式が魂に干渉するような効果を持っていた場合、真人の改造人間と同じで反転術式による治療は難しいでしょう。
普通の傷であれば包帯で治療をすると思いますが、いかにも怪しげな文字が書かれた包帯を巻かれている、つまり普通の傷ではないことが考えられます。
そもそも反転術式で直るのであれば既に家入や乙骨が治療しているでしょう。
これらのことから、残念ながら狗巻の腕は治らない可能性が高いと言わざるを得ません。
【呪術廻戦】狗巻棘の腕を切断した犯人は宿儺!?治る可能性を考察 まとめ
いかがだったでしょうか。 本記事では【呪術廻戦】狗巻棘の腕を切断した犯人は宿儺!?治る可能性を考察 について考察しました。
内容をまとめると、
- 狗巻の腕は宿儺の領域展開に巻き込まれて切れた
- 宿儺は魂に干渉できる術式を持っている可能性有
- 治るのなら既に反転術式で治療されているはずなので、治る可能性は低い
狗巻はこれを境に姿を見せていません。
虎杖や真希たちと行動を共にしていないと書かれていますが、それならばいったい誰と行動を共にしているのでしょうか……。
狗巻棘を含め、呪術廻戦のキャラの生存・死亡・現在の状況を下記記事でまとめています。ぜひご覧ください。
今後の本誌の動きが気になるところです。
今回は最後までお読みいただきありがとうございました。
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Source: 漫画考察日誌
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