<ワンピース1114話ネタバレ考察|ベガパンクが語る「沈んだ巨大な王国」と世界の真相>
ベガパンクが真相を語ることになるワンピース1114話。
遂に過去の歴史の一端が明らかになっていきます。
「世界が海に沈む」
その事実がどう導き出されたのか。
まるで海王星を思わせるほどに海ばかりで構成されているのがワンピースにおける青い星です。
マザーフレイムなどの兵器による海面上昇を。
これも一つであり、ベガパンクが思う自らの罪の1つが「兵器開発」にあります。
そしてもう一つが「ある巨大な王国」が沈んだ理由、そこに行き着きます。
ある巨大な王国は過去に沈んだ大陸
ある巨大な王国。
ベガパンクの発言から、この世界が元々海だらけじゃなかったことを示します。
そして今の形になった理由。
それがある巨大な王国の滅亡に関わっています。
今いる20人の王の末裔。
五老星などはその筆頭です。
つまりは世界政府を作り上げた天竜人の祖先ですが、これらがある巨大な王国を滅ぼすことに成功しました。
ベガパンクは「彼」について善悪を示さないと言いました。
それは「彼」を分かっていないからです。
どれだけ、ある巨大な王国がこの20人の王となった存在たち、つまりはイム様などにとって住みにくい場所だったのか。
今の排他的に扱われている奴隷階層の人たちのように虐げられ続けた者たちということもあるでしょう。
要するに、ある巨大な王国もまた「生きにくい人が多くいた」という世界観の支配構造だった可能性も高そうです。
そんなある巨大な王国は20人の王たちとの戦いによって滅んだ訳ですが、その跡地も不明な状況ということは「沈んだ」とするのが妥当なのでしょう。
悪魔の実の力を生み出したのが、ある巨大な王国だったとすれば、その能力者をすべて沈めるような展開はイム様たちにとって「絶対に必要だったこと」と言えそうです。
ベガパンクの犯した2つの罪
ベガパンクのモデルがアインシュタインであることから、以前にも言われていたところ。
エネルギー問題の解決。
これが原子力を意味しているというもの。
エネルギーという意味では世の中に大きな恩恵をもたらしました。
世界にとってのベガパンクのイメージはこれかもしれません。
特殊相対性理論におけるE=mc²は、質量をエネルギーに変換することで信じられない力を発揮することが判明したものです。
エネルギーを生み出したベガパンク、それと同時にマザーフレイムという形で兵器を生み出しています。
⇒ルルシア破壊はウラヌスではなくベガパンク作の天空兵器だった
このマザーフレイムは島を一瞬にして海の大穴に変えてしまう代物。
その時に海面が1メートル上昇していました。
兵器問題でもまた世界を海に沈めてしまいかねないベガパンクという構図も見えてくるでしょう。
この兵器開発が1つ目の罪。
そして2つ目が空白の歴史を調べた罪です。
ベガパンクはこの空白の歴史を知った上で「彼」が悪か善かを判断しない、論じないという立場を取りました。
要するに単純に善悪で語れるような歴史の真実ではないのでしょう。
またその真実についても完璧に理解できるものではないと予想されます。
もし真実が語られるとすれば、イム様側王達の記憶、そしてもう一つある巨大な王国から紡がれた話を双方向で総合的に考える必要があります。
それが可能なのは、もしかするとロビンだけということもあるのでしょうか。
五老星は今後の判断のために離脱する
麦わらの一味を抹殺するのも目的ではありました。
しかし最大の目的はベガパンクの暗殺。
確かにステラを殺すことには成功しましたが、世界が空白の歴史のこと、世界の真実の一端を知ってしまいました。
全ての人間を殺す訳にもいかず、今後の対応を迫られるところです。
ついでに麦わらの一味たちを殺していくことも可能ですが、ここに現れるのが鉄の巨人となれば対応するので精一杯ではないかと思えるところ。
隙をついて麦わらの一味はそのまま脱出という流れになっていくのか。
ベガパンクが知る全ての告白。
果たして世界はどこまでのことを知り、その情報で今ある世界の構造に対して何を思うのか。
少なくともドラゴンたち革命軍の思想に一致する者などが増えて、治安が確実に揺らぐことになってしまうでしょう。
脱出後はドラゴンたち革命軍の動きに注目した展開が進む可能性もありそうです。
おそらくラフテルを残しての最後の島であろうエルバフ編。
ワンピースのクライマックスまで、後何話になっているのでしょうか。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント