バッカニア族の特性が話題になっている。
ベガパンクが動くはずのないバーソロミュー・くまを見て感じたこと。
『やはり本当なのか? バッカニア族の特性は身体の強さではない・・・彼らはかつて・・・』
何が、かつてなのでしょうか。
おそらくは空白の100年か、それよりも前の話なのでしょう。
それこそバッカニア族がまだ多く繁栄していたような時代。
一説は「ヒトヒトの実幻獣種モデルニカ」を作った種族ではないかということです。
そんな信じる存在がいるからこそワンピース1105話で危機に陥ったくまとボニーを、ニカとなったルフィがワンピース1106話で強烈な光を放ち助け出し、そしてサターン聖を討つのかもしれません。
太陽神ニカを信じている種族
ニカ信仰と読んでもいいのではないでしょうか。
くまの父親もそうでした。
そして何よりニカについて、その解放のドラムのことも分かっていた様子です。
いわゆる太陽神の信仰のようなものがバッカニア族にはあったのではないかと感じます。
もとよりニカを信仰していたバッカニア族。
巨大な戦争の折に、存在を強く願い、その願いが通じて「人の願いが生成原因」となっている悪魔の実を出現させたのではないかとも言われています。
もしそうならルフィが今なっているニカはバッカニア族の想いを強く背負っているとも考えられます。
だからこそ、何かを感じてバーソロミュー・くまはルフィに「後に世界を救う」と信じたのかもしれません。
彼らはかつてニカを生み出した
神とは誰が創ったのか。
非常に難しい、場合によってはセンシティブにも思える事案でしょう。
しかし誤解を恐れずに言えば、人間の思考が創ったと考えるのも一つです。
人、というかホモ・サピエンスは虚構を信じることで他を圧倒し、頂点に立った存在だという話はユヴァル・ノア・ハラリ氏の大ベストセラー『サピエンス全史』でも語られたところです。
ワンピースの世界でもニカという太陽神を生み出した存在が人間(種族は色々あれども)にあるはず。
そう考えると、最も妥当な者がバッカニア族であると考えて良いのではないでしょうか。
実際にバッカニア族についてはアナグラムで文字を入れ替えると『ニカ・アッバ』になります。
ニカはそのまま太陽神ニカのこと。
そしてアッバとはラテン語で父を意味する言葉であり、イエス・キリストが神を呼ぶ時に使った言葉となります。
「あぁ、神よ」
に似たものだと思えば分かりやすいでしょうか。
そんなアナグラムが種族名になっているバッカニア族。
やはり「彼らはかつてニカを生み出した」とベガパンクは言いたかったのかもしれません。
身体の強さも思いの力か
ベガパンクの発言には『身体の強さではない』とありました。
でも実際に巨人族の血を引いていると言われており、しかもバーソロミュー・くまが恐ろしく強いのも事実です。
これがなぜなのか。
実はこの願う気持ち、想いを元に現実を変えるような力はバーソロミュー・くま自身にも影響を与えたのではないでしょうか。
確かに元々力の強い種族であるのは事実なのでしょう。
しかしそこには想いのようなものも含まれてくる。
だから父親よりも圧倒的な力を有するバーソロミュー・くまが出現したという可能性はあるでしょう。
ゴッドバレーでも多くを助けたいと強く願ったからニキュニキュを食べた直後から使い手のように多くの人を救っています。
本当に子供が悪魔の実をいきなり食べて即座に扱い切れるでしょうか。
違和感のある現象がゴッドバレーで起こっていました。
それもまた、くまの想いの力、つまりバッカニア族の特性があったからかもしれません。
だからこそ本当は完全停止するはずだったバーソロミュー・くまがボニーを救い出すところまで動き続けたのでしょう。
本当にボニーの未来を想い、救いたい、助けたいという気持ちが強かったのだと思います。
その願いが通じて、動かないはずの身体が動くようになりました。
全てはバッカニア族が願ったから。
想いを叶える力。
バッカニア族の特性がそんなものなのだとすれば、バーソロミュー・くまから願われたルフィは、必ず世界を救う存在になっていくのでしょう。
この特性について、また新たな情報が出次第、改めて記事を更新していきます。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント