ボニーの能力についてサターン聖からもたらされた情報。
『その能力はいかなる未来にも変身できるが現実を知る度に選べる未来が狭くなっていく能力』
これは奴隷というか天竜人以外の未来なんてものを信じていないからこそ言えることでしょう。
しかし「もし信じる力が増したら」どうなるのでしょうか。
この時点ではニカ=ルフィと信じられておらず、ボニーの力は減退していました。
だから「ニカはいないかもしれない」という想像の暗雲によっての弱体化です。
「実際にいる」と判明した時に、どんな力を発揮するのか。
いないと思っているものが存在すると分かれば、今後あらゆる想像の中で、それを信じる力が強まる気がします。
もしかするとボニーはルフィに匹敵するような驚異的な力を持つ存在なのかもしれません。
出航時よりも強く信じれば驚異的
ボニーは9歳の時点でCP8のエージェントであり六式使いのアルファを一発撃破しています。
この時はやはり強くニカを信じていたからでしょう。
そして海賊団をやりながら、徐々に現状を知っていき「ニカはいないかもしれない」と少し思ってしまっていた可能性はあります。
とはいえ海賊をしながら力は付けてきたでしょうから、最悪の世代としてルフィと肩を並べる段階まで至っていました。
もしも出航時よりも強くニカを信じることが出来れば、ボニーはどれほどの強さになるのか。
少なくとも海賊としての戦歴にプラスして9歳の時に繰り出した一撃よりも強力なものが加わることになります。
これはサターン聖も想像していないものでしょう。
そして「信じる心」によって強さが変わるとすれば、気持ちと想像力の強さボニーは手のつけられないような驚異的な強さを繰り出すかもしれません。
2人のニカレベルまで至る可能性
サターン聖はワンピース1103話で言いました。
『いかなる未来にもなれる』
どんな存在にもなれると言えるもので、トシトシの実が変化系の最高互換であることを示しているようにも思えます。
サターン聖が「不要な実」と言ったのも気になるところ。
天竜人であるサターン聖には、そんな希望の未来など想像できなくなっているのでしょう。
希望的な未来を強力に想像することが出来る天竜人以外の地上の者たちの強さを舐めた結果がサターン聖の目の前に現れることになりそうです。
状況によってはルフィとは違うトシトシの実を使った形でのニカなんて存在にまでなれるかもしれません。
ボニーが脅威の力を手にすると2人のニカレベルの強さを相手にすることになり、それこそ世界政府にとっての強い誤算になりそうです。
もしそうなら、このボニーの存在は最後までルフィの対比どころか共闘と2人で今の支配構造の転覆を図る両輪として回っていく可能性すらありそうです。
ダブルニカ。
ボニーがルフィと対比して描かれ、その父親はルフィを救うべく動き続けた意味も感じるところでしょう。
ある意味では見守り続けたバーソロミュー・くまはルフィにとっても父親の一人と言えます。
バーソロミュー・くまには届かなかった世界の解放にルフィとボニーが到達することになるのか。
バーソロミュー・くまの回想を経て、ボニーの持つ意味も強まったところです。
果たしてトシトシの実はどんな力を今後発揮していくのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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