エッグヘッドにて黄猿との戦いで消耗したルフィ。
実質的に勝利しましたが、消耗しすぎて食べ物を必要としていました。
ワンピース1103話で肉を求めるルフィにアトラスがサターン聖の金縛りで身動きが取れずに渡せませんでした。
よってこの場にいるルフィ側の味方は誰も渡せない状況。
しかし次の瞬間には食べ物がルフィの近くに置かれていました。
そして犯人を探す流れの時に岩場の陰に座っていたのが黄猿。
「ルフィを救ったのは黄猿」で間違いなさそうです。
どっちつかずの正義を掲げる人物だけに、どちらとも言えない行動が多いように思えます。
黄猿はボニーを助けたかったのか
黄猿は海軍の大将としてエッグヘッドでルフィ側との戦いに挑みました。
善戦していましたがニカ化したルフィの一撃。
これで沈んだように見えました。
実際にサターン聖の言葉に対して「動けない」と漏らしています。
ただ本当にこれで動けなくなってしまったのかどうかは分かりません。
流れ的にわざと負けたとは思いにくい状況でした。
となれば、一応ルフィたちを倒すつもりはあったのでしょうか。
その状況ながらボニーの危機に対して「やはり救いたい気持ち」が芽生えたのかもしれません。
ボニーと戦桃丸のことを考えていた
ルフィが食料を求めた後ですが、戦桃丸が捕まった報告が流れていました。
そこで黄猿は寝転がりながら戦桃丸とボニーのことを考えていたところ。
次にボニーとのやり取りが幾つかあり、気付けばルフィの元に食料。
誰が食料を与えたのかと探す海兵隊のところで寝転がっていたはずの黄猿が岩場に背をもたれさせて座っていました。
これらのことから、黄猿がルフィに食料を与えたのは確実。
そしてルフィを回復させて、戦桃丸やボニーを救わせようとしたのかもしれません。
直接救えないのは立場上どうしようもないですが、今の支配体制そのものには疑問があるの可能性もあるでしょう。
しかしながら「変えるべきものなのか」までの思考はないのか。
まさに流れに沿うように、どっちつかずに生きてきたということなのか。
黄猿=革命軍説もありましたが、それよりも普通に人間味のあるオジサンという印象が拭えません。
バーソロミュー・くまを含め、ボニーや戦桃丸、ベガパンクと共に楽しそうに過ごしていた黄猿です。
しかもボニーが小さい子供であることも知っています。
だとすれば、ここで五老星によって殺されるのを見届けるのも忍びないと考える気持ちは納得できます。
過去にもルフィを救っている黄猿
過去にも黄猿はルフィを救っている局面が幾つかあります。
そう考えるとバーソロミュー・くまと同様にルフィに何かしらの可能性を感じて生かし続けたのか。
くまは完全にルフィが世界を救う存在になると信じていました。
この事を知るのはベガパンクと、今は記憶を共有しているボニーだけです。
なら黄猿は黄猿で個別にそれを感じたのか。
それとも全く別の路線でルフィについて何かを知っていたのでしょうか。
今回のワンピース1103話で黄猿がルフィに対して五老星がいる中で、しかも隠れて食事を渡した意味は大きなものになりそうです。
ここまでの直接的な救いは過去になかったものでしょう。
エッグヘッド編が終わる頃には黄猿の本性、何を考えて今まで海軍の大将にいたのかが判明するのかもしれません。
また新しい情報が出次第、改めて記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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