推しの王子様 9話 感想|傘下に入る事に良いイメージはないな〜

ドラマ

 

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何かを決断する事の怖さ、ですねぇ…。

ラブ・マイ・ペガサスをサービス終了させる道を選び、

泉美(比嘉愛未)は傘下に入る道を選び、

光井(ディーン・フジオカ)は”新たな物事から逃げる”のではなく

“社長とみんなとゲームを今後も作っていきたい”意思の元で今の会社に残る道を選ぶという

それぞれの決断が描かれたお話でした。

 

正直、ラブペガに関しては、航(渡邊圭祐)をきっかけに

社員達が自主的に企画書を作っては意見交換している件を聞いた時点で、

ああ、終わらせる話に向かうんだろうなぁとは思っていました。

始まりがあればいつかは終わりもある。

それは実生活において、人気グループの解散とか、好きだったアーティストの引退とか、

ハマって見ていたバラエティ番組の終了とか、何度だって経験している。

子供が自立して家を離れる時が来るように、ゲームもいつまでも続くとは限らないんですもんね。

特にソシャゲなんて…5年も持てば凄い方では?

 

最初に作ったのもあって、泉美(比嘉愛未)にとっては

思い入れのあるゲームだったのが伝わる流れだっただけに、

記事を公開するボタンを押すまでの間に何かしらのハプニングが起こって

結局押さない結末にならないかな〜とちょっとだけ期待していた私もいましたが、

ドラマだからと甘くせず、会社や社員の将来を考えてきちんとピリオドを打つ…という

内容に落とし込んだ所に逆に好感が持てました。

押すまでの時間の長さに、本当にこれで良いのか…

今ならまだ引き戻せるんじゃないか…なんて葛藤すら感じさせます。

今回の話は、航の成長を描く作品において欠かす事の出来ない話だったと思います。

 

でもな〜。そうなると、ランタンの傘下に入るのに同意した事になる訳で。ここが解せない。

まだ確定もしていない情報をリークする崖社長だもの…

絶対に「カレあみ」とかの企画をやらせてもらえそうにないんですけど!(笑)

(↑企画書を見て社長がどんな反応するかが見たかったw)

それに加えて、傘下に入る事自体に良いイメージもない。

そんなに自由性あるかなぁ?

個人的な話をすると、前いた1つの会社は完全に傘下って訳ではなく、

将来的に傘下に入るのを目的として某会社と業務提携を結んでいたんですけど、

元々社員数が極めて少なかった上に、辞めた先輩の仕事を受け持つのに手一杯な所で

「〇〇やろう」「〇〇もやらなきゃ」って向こうに合わせるために新たな仕事が舞い込んできて

苦しかった記憶があるんですよね…(汗)

同じ状況とは言えないけれども、

良いように十蔵(船越英一郎)の手のひらで転がされそうな気しかしませんね。

 

そして、泉美と光井の件。

「航くんの事は…好きなんだと思う」と言っていた前回から、

まさか泉美自ら歩み寄ってキスする展開になるとは思いもしませんでした(笑)

まぁでも、会社を立ち上げてブランドを築き上げた者同士で、

苦しい時を一番近くで、一番長く支えてくれたのは彼である事には変わりないし。

そんな素敵な彼がいるのに全く何も起こらないのも変な話で…アリだと思っています。

ただ、一度幸せな想いをする=付き合う展開は”当て馬あるある”なんですけど(泣)

もう航と杏奈(白石聖)、泉美と光井の2組で良いんじゃないですかねぇ。

「育成」がコンセプトの作品なんだから、自立した息子を影で見守る親…みたいな

ラストに落ち着いた方がらしい気がしてきましたよ。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

Source: りんころのひとりごと。

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