李牧は最初から飛信隊の信に狙いをつけていました。
キングダム777話で李牧を目の前に捉えた信。
しかし今までの行動は全て、今の信の釣り出しを意識したものでした。
よってここから李牧は準備していた戦況に信を誘い込むつもりです。
とは言え、自らを囮としており、しかも手前まで迫っている状況だけに気楽な仕事ではないでしょう。
そうまでして信を倒す必要があると李牧が認識したという事実も感じ入るところがあるもの。
この李牧の罠に気付いた時、信を助けるために楚水あたりが死亡する可能性もありそうです。
李牧の信討ちの罠とは
信は相当な武力を誇った武将です。
よって傅抵やカイネがまとめてかかっても、おそらく倒せないでしょう。
しかもこの場には赤飛麃や楚水隊という飛信隊の中でも強い騎馬隊が来ています。
どう考えても、この場で李牧が傅抵とカイネを使って信を討つことは叶いません。
もっと別の特別な戦力が必要なのは李牧も理解しているでしょう。
このまま「もう少しで届く」という状態を続けながら逃げ続けることができるのか。
これも麻鉱の時に逃げ切られている信だけに学びはあるはず。
馬も飛信隊の中で俊足を誇るものを利用しているでしょう。
長く逃げることは出来ないと考えるなら、この場で新たな軍勢が現れると考えるのが妥当か。
対応できるのは司馬尚しかいないように思えます。
かなりの巨躯だった司馬尚
司馬尚は早く戦を終わらせたいと思っていました。
飛信隊の信を食い破り、そこから圧勝に向けての動きができるのなら前線に出向くような策であったとしても協力するでしょう。
信という驚異的な武力を目の前に、それを倒せる存在がいるとすれば司馬尚ではないかと思えます。
武力で信と相打ちした龐煖はもういません。
奇襲となる形で司馬尚という巨躯で異質な武将が信の前に立ちはだかるとすれば勝機はあります。
そもそも司馬尚はどれほどの強さなのか。
今後の趙の史実を考えると司馬尚は李牧に匹敵するような存在になると思われます。
それこそ史実において李牧は死ぬことになりますが、司馬尚はその時も生きながらえます。
場合によっては後に起こる趙の王族・嘉の興す国に現れる可能性もあるのかもしれません。
もし信を討つために司馬尚が直接現れるとすれば、その強さもはっきりしてきます。
カン・サロが楽彰の後ろに位置していたので、そのカン・サロがいる可能性も否定は出来ませんが、一番王翦の位置からも全く見えるはずもないと考えるなら司馬尚の本軍ではないか。
やはり秦国が一切認識できていない司馬尚という存在が信に襲いかかる可能性がありそうです。
楚水が死ぬ可能性もある
信がここで死なないのは言うまでもありません。
しかしながら狙われた信を助けるために誰かが死ぬという可能性はあるでしょう。
今騎馬隊の中で「この人を失うと衝撃が走る」という人物なら楚水が筆頭に上がりそうな気がします。
蒙驁将軍の元で臨時の千人将として戦った時からの仲です。
最古参ではありませんが、飛信隊を救い続けた副長の一人であるのは間違いないところ。
そんな楚水は信を助けるために何度も死地に立っています。
輪虎(りんこ)戦もそうでした。
⇒輪虎(りんこ)は史実不在
今回はそんな楚水が信をギリギリで逃がすために命を捧げることもあるでしょう。
李牧の戦略を読み切れなかった秦国サイド。
崩れる飛信隊の状況になったとき、王翦はどう戦略を練り直すのでしょうか。
尭雲や岳白公の時よりも今回の戦では王賁が大きく活躍していくのかもしれません。
キングダム778話の情報が入り次第、改めて記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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