亜光の圧倒的攻めの前に小規模で囮に向かった李牧に危険が迫ります。
逃げる李牧、追う亜光。
ただ本当にこの状況は李牧にとっての想定外なのでしょうか。
なんとなく危機的と思える状況を作り出して、本当の意味で亜光を嵌めるつもりではないかと予想。
李牧たち側の会話で傅抵とカイネがいるから、と言っていたのも気になります。
要するに「危険な状況」というが発生するのを事前に知っていたから出てきた言葉です。
李牧は今の状況を予定していた
亜光からすれば、それが確実に罠だと分かってしまっては意味がないでしょう。
要するに今の李牧が囮で、それに手を出すところで布陣が崩れてフーオンと楽彰が亜光の首を狙う。
そんな程度の罠では亜光軍を止められるはずがありません。
これは尭雲戦を見ている趙国なら分かっているはず。
ということは、この罠そのものは本物の罠の匂いを消すための方法です。
実際は亜光軍が進撃してくるところを必死に逃げるというのが、この作戦の始まりな気がします。
そして亜光の攻撃をカイネと傅抵がなんとかカバーしながら森の奥まで誘い込み、出てくるカン・サロか司馬尚の本軍あたりで亜光を討つ。
十分可能性としてはあるものでしょう。
しかも森の中で亜光軍を葬ることで司馬尚そのものの強さを隠すことにも繋がります。
亜光の攻めを受けきれるか
今の亜光軍が追ってくる状態は想定内だとしても、本当の亜光の力をどうみているかは不明です。
もし奥に更に罠をはっているとして、そこへの到達の前に亜光に討たれてしまうと意味がありません。
猛追と呼べるその力。
しかも森を逃げるのだとすれば、イレギュラーな中での亜光の強さをどう見ているかです。
桓騎軍は黒羊でも全開の北部の戦いでも森の中での動きは尋常ではありませんでした。
暗闇の中の強さも相当でしたが、では亜光はどうなのか。
もし李牧が思っているよりも亜光軍がこういうイレギュラーな戦場でも力や進行力を落とさないとすれば李牧が1つ目の危険に相まみえることになるのかもしれません。
カイネと傅抵による殿役がどこまでの機能を見せるのかに注目です。
王賁は亜光を信じて動かない
青歌軍が未知数であること。
趙軍にとって大きなアドバンテージであると李牧は言いました。
亜光を奥に誘い込み、そこで討ち取りを行うのが司馬尚軍であろうと予想するところ。
ここでどれほどの強さを秘めているのかはっきりするのか。
そして亜光を信じている様子だった王賁。
この王賁についてはどういう動きをするのでしょうか。
もしもを考えて亜光を後追いするであろう楽彰の軍に対応するのか。
全く動かずにそのままを維持するのか。
この動きも今後に対応する重要なものになりそうです。
飛信隊側はどう動くのか
飛信隊は二倍の袁環の軍と戦っています。
しかしそれを攻め抜いた上で李牧を狙おうとしていました。
この連動によって場合によっては危機に瀕する罠に嵌った亜光を救うような展開があるのかどうか。
さすがに二倍の兵力で士気好調の袁環軍を早めに抜くことは不可能か。
楊端和側もそう簡単に動かないと考えるなら、やはりキングダム776話も亜光軍の動きのみで終了しそうです。
果たして本当に李牧の隠された罠があるのか。
それとも単に李牧が亜光という強さを誤るだけなのか。
三十万クラスのぶつかり合いで、両国ともに必ず勝たねばならない戦。
どんな一手から始まるのか注目です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント