こりゃあアカンですね。
通常放送になったので多少改善されるかと思ったら、むしろ悪化する一方です。
劇伴は相変わらず主張が激しくてうるさいですし、
3つのエピソードはどんどん細切れになっていくばかりで…(汗)
今回は1時間程度しか進んでおらず、時生(大沢たかお)たちがデミグラスソースを
いつまでも作ろうとしないだの、自分が倒した事を中々言おうとしないだの…っていう
レストラン内での話を多めに描いていたのもあってか、さらに間延び感がプラスされました。
前回だって、あと何分で終わるのかと、度々時計をチェックしていたくらいなのに…。
分刻みでエピソードが切り替わる構成、本当にどうにかならないんでしょうかね。
それぞれの話や登場人物の紹介をある程度まとめた上で交差させていくなら分かるんですけど、
どんな人物がいて、どんな流れになるのかを把握する必要のある初回から
この構成を取ってきているのが問題なんです。
もし今後も変えずにやっていくのであれば、集中力が散漫して、
物語に入り込めなくて仕方ありません。
実際、前回の内容もあんまり覚えていませんでしたからね(苦笑)
1〜2話、3〜4話、5〜6話と、2話ずつ設けて1人1人の置かれた状況をじっくり描き、
6話の終盤辺りから「あれ?こことここって繋がってる?」っていうニアミスを加え始めて、
後半に差し掛かってから複雑に絡み出す…で良いはずなのに…
つくづく、掴みを失敗していると思います。
あと、前回でも感じていたのは…
「1日を1クールで描く」作品なんだから、もっと”時間”を強調したら
物語が引き締まるのでは?という事。
本作って、見ていて時間がどのくらい経っているのかが分かりにくいんですよね。
それもまた、ストレスと退屈さを生んでしまっている気がします。
例えば、時刻を画面の隅に定期的に表示させるとか、
次回への引きとして、「クリスマスイブが終わるまで、あと◯時間」という
煽り演出を施すだとか。
癖の強い演出や劇伴ではなく、時間を強調させた方が、
(巻き戻し展開もあるにしても)回を重ねるごとに時が刻一刻と進んでいく
緊迫感を味わえるんじゃないでしょうか。
うーん…スケールの大きさと釣り合いを取ろうとして、
出演者を豪華にして、登場人物を増やして充実感を出して、
主人公を3人作って、いろんな要素を盛り込んでは凝った話にしよう…って
あちこちに力を注いだ結果、全部が全部、空回りしてますね。
興味を引かせるのではなく「これで理解して」と押し付けている作風なので、
正直、情報を入れるのにいっぱいいっぱいで、”ドラマ”として純粋に楽しめません。
考察をするのが好きな視聴者も上手く取り込めていないように思います。
よって、感想はもう書かない事にします。
前作に引き続き、リタイアもすぐそこかもですね…(汗)
あとは最終回だけ見れば良いかな?って感じです。
Source: りんころのひとりごと。
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