前からツッコミたかったんですけど…
なんで藤巻(反町隆史)は、ラボに防犯カメラを設置しないんでしょうか(笑)
いやね、鍵をかけるよりも安全だと思うんですよ。
いつ誰が入ったかの記録にもなるし、ギフトを盗もうとする犯人の特定も早まって、
次の事件を未然に防ぐ可能性も高まるし。
以前にも白鳥(佐々木蔵之介)に勝手に持ち出されていたケースがあったから、
その発想にならないのがなおさら不思議なんですよねぇ。
本坊(筒井道隆)だって、盗聴器をこっそり仕掛けられているのに。
予想を外したり、大声で情報を言いふらしたり、すぐ弱みを握られたりする
迂闊な性格だからなのかしら…って、もうこの話は終わりにするとして。
今回は、ギフトを巡る人物に本坊が新たに加わり、
ますます翻弄されていく藤巻の姿を描いた内容になっていたと思います。
久留米(波瑠)からは「人間として好きなんです」と言われ惑わされ…
本坊には久留米の事で弱みを握られ、秘密裏にギフトを売るよう要求され…
その会話を聞いていた郡司(津田健次郎)に、彼に偽物を渡すよう指示され…
おまけに、妻・麻帆(明日海りお)との仲は
悪化する一方で…(これは藤巻の方に落ち度があるけど(汗))と
いつも以上に、とことんツイていませんでしたね。
放送から44分頃の、郡司に培養したギフトを渡すシーンで
フェンス越しから撮影したカットが挟み込まれていましたが、↓
このカットが個人的には、仕事や人間関係、家族、ギフトをめぐる陰謀論など
自分を悩ませるいろんな物事から開放されたくても、強く縛り付けられていて叶いそうにない
主人公の置かれた状況を表しているように見えました。
それにしても、本坊も中々にヤバい人でしたねぇ。
犯人だと特定されてからも変わらずクールな顔で、
聞いていて「え?」と耳を疑いたくなるような発言を続ける続ける。
「強い男になるためです」…だけは妙に子供っぽい動機で笑っちゃいましたがw
ギフトの事を知っていて、ラボの出入りが出来る人は久留米と本坊の2人しかいなかったから、
彼が犯人である事は視聴者も分かりきっていた訳で。
なので、最後まで勿体ぶったり、劇的な演出を加えたりしながら
あたかも衝撃展開っぽく彼の本性を暴くのではなく、
話を進めていくごとに、徐々に明るみに出るかのような
静かなトーンで描き出して行ったのが、逆に強烈な印象を残していた気がします。
いつの間に!?な郡司の暗躍っぷりも、見ていて楽しいんですよね。
どのタイミングでギフトを仕込んだのかは、来週種明かししてくれるんでしょうか。
あとは…気になるのは神林(尾上松也)の動向。
こっちも「娘と主治医」という”縛り”があるので、
娘のためならコロッと悪に転びそうな可能性は秘めているんです。
前回の感想でも触れましたが、藤巻が巻き込まれる様はもちろん、
一面だけでは計り知れない人間の奥深さを描いている作品だとも思います。
↓前回の感想はこちら↓
P.S.
「さよならマエストロ」4話感想の最後の方を読んで下さった方ならご存知かと思いますが…
まだ全快ではありませんが、感想を書けるくらいには回復してきました。
というか、リハビリしないと、ますます書けなくなってしまうので(笑)
早寝早起きを意識しつつ、今後も出来る限り投稿していきます💪
Source: りんころのひとりごと。
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