戦闘前の全軍配置を含む現状。趙軍は三十万。圧倒的軍力と軍力のぶつかり合いとなった。中央の王翦と対面するのは司馬尚です。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
【追記:李牧を狙いたい信】
【追記2:秦軍と趙軍の全容】
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どうやらまだ戦闘は本格的には始まっていません。
その前に今回の軍勢、その配置と状況の説明になります。
秦軍の規模は二十五万です。
楊端和の軍は七万。
飛信隊は知っての通り三万ですが、そこの趙軍は倍ほどいます。
信は目の前の趙軍を攻撃した後に逸れて中央四万の李牧軍を狙って討ち取りたいと考えていました。
そして趙の注目となる司馬尚ですが、こちらは十万という大規模軍でした。
対するのは中央の王翦軍で十二万。
王賁は中央の司馬尚軍の性質が分からない以上、武運が必要であることを示唆しています。
数では勝っていますが、この司馬尚軍がとんでもないのは言うまでもないところでしょう。
趙軍は全部で三十万という規模になりました。
それではキングダム772話の考察をしていきます。
趙軍の総勢は三十万
・趙の総勢は三十万の軍勢
・中央の王翦と向き合うのは司馬尚軍
趙軍は総勢で三十万となりました。
ということは今回も秦国軍の方が少ない数での侵攻になっています。
守る側で十分な準備をした李牧と司馬尚の方が軍として規模が大きいというのは苦しい展開必至か。
中央の王翦に向かい合うのが司馬尚の軍勢ということで、配置的にもかなり不穏です。
・王賁は司馬尚軍の情報が無く性質不明のため武運に任せるところがあると考えている
・亜光は中央寄りの右翼が重要と考えているが亜花錦はそれを鼻で笑う
司馬尚の危険性、その気味の悪さを王賁は感じ取っている様子です。
そして亜光が進言するのに対して、亜花錦が笑い飛ばしているところ。
やはり軍略という意味でも亜光より亜花錦の方が一枚上手なのでしょう。
司馬尚が危険であることを察しながらも、その本当の危険性を知るのはいつになるのか。
とは言え、番吾城は秦国軍によって陥落するというのが史実。
見るところ平地戦ですが、本当に城が陥落するような展開になっていくのでしょうか。
飛信隊の前にはニ倍の軍勢
・右翼三万の飛信隊に対して趙軍は二倍の数がいる(七万)
・逸れてから李牧の四万に向かって討ち取りたいと信は考えている
飛信隊は現在三万という軍を保持しています。
それに対して迎え撃つのは倍ほどの趙軍となりました。
数は七万で武将は袁環です。
但し新生の飛信隊はおそらく通常の兵で太刀打ちできるようなものではないでしょう。
二倍程度の相手であれば、それこそ青歌の軍ということも無ければ処理可能なはず。
よってこの秦国にとっての右翼側は問題ないでしょう。
勿論、舜水樹など李牧軍の中核の人物などが指揮を取っていなければの話になります。
信としては、今の軍と戦いながら逸れて李牧の軍を狙って、どさくさではないですが討ち取りを考えています。
もしそんな事が可能なら飛信隊の功績はただならぬものになりますが、当然それほど容易なことではありません。
王翦が十二万に対して司馬尚十万
・楊端和軍は左翼で七万の軍(キタリの行動が気になる楊端和)、趙は舜水樹と馬南慈を含む九万
・中央の王翦十二万(亜光と倉央が正面で三万ずつ)の正面が司馬尚の軍で十万
・李牧軍は四万で司馬尚の軍の左で袁環軍の右に位置する
・王賁は中央と右翼飛信隊の間後方あたりで三万(李牧軍の正面とも言える)
楊端和軍は飛信隊とは真逆となる左翼です。
軍勢は七万で、こちらも問題のない軍力と言えるところ。
そしてキタリは壁を救いたいと思っっているので、その行動が気になる様子。
確かに壁を救うことばかりが気になって統率が取れなくなると危険というのもあるでしょう。
ただ楊端和としても壁とは長い付き合い故に助けたい気持ちがあるのではないかと感じます。
となれば、もしやこの行動、つまり楊端和率いる山の民の軍勢が史実にある番吾城の陥落などの主軸になっていくのかもしれません(壁が番吾にいるかどうかは分かっていませんが)。
山の民たちの相手になるのは舜水樹と馬南慈を含む九万となりました。
よって軍勢としては十分でも一筋縄ではいかないことになりそうです。
そして中央が王翦十二万で、向かうのが司馬尚の軍勢十万。
亜光と倉央が三万ずつの兵力で2つに別れている状態となっています。
後方に王翦と田里弥。
これが中央の構図となっています。
但し、これらを真っ直ぐに戦わせるような戦略をお互いに取るはずもないところ。
李牧の軍も四万という大軍を保持しているので、どこでどの軍をどう使うのかという広域戦になってくるでしょう。
その李牧の位置的には正面となるのが王賁軍の三万です。
王賁は飛信隊と王翦軍の間あたりに布陣していますが、様子としては少し後方なので予備軍のようにも見えます。
序盤戦は秦国が李牧の予想を上回ると予想されますが、おそらく司馬尚の力は相当に温存した状態にするはず。
そこに油断を生じさせて、一気に王翦の予想外の状況を作り出す。
果たして今回の李牧と王翦の知略戦は、どう動くことになるでしょうか。
※予想と独自の史実解釈を含む速報からの考察です。追記と修正はご理解下さい。
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Source: マンガ好き.com
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