李斯と韓非子の話は今回で終了。友を悼む気持ちと想いを繋ぐ李斯です。姚賈については疑いながらの不問。そして城戸村で何かが起こる様子。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
李斯については良からぬ噂も流れている様子。
この噂が言ってみれば史実的なもので李斯が韓非子を恐れて自死に追いやったというもの。
李斯は姚賈を不問にしていますが、疑いの目は持った状態と本人にも伝えるところ。
それも納得ずくの姚賈、韓非子については李斯に謝罪していました。
おそらくこの姚賈の謀略は趙を滅ぼす戦となる重要な局面で再度登場することになりそうです。
自宅で妻と飲む李斯、自分に友がいたことを伝えます。
そして新報を練ろうという時に発した人の本質が思いの火という発言、それを継ぎたいと考えている李斯です。
また韓側に報せが行きますが、諜報活動への関与の疑惑もあり、韓としても怒りをあらわに出来ず謝罪を受け入れることになりました。
そして信に場面は映り、羌瘣を連れて城戸村へ向かう様子。
城戸村にて羌瘣と信の婚礼の儀でしょうか。
それではキングダム766話の考察をしていきます。
李斯の噂が史実に近いもの
韓非子の死について李斯への噂は史実に近いものになっています。
要するに優秀ゆえに韓非子を妬んだ李斯が自死においやったというもの。
現実にそれは無いと嬴政も思っている様子があり、後は韓に対してどういう対応を取っていくのかというところです。
韓を攻めるのは史実ではもう少し後なので、このまま韓に対して諜報活動をしていたという理由で秦国が攻め入ることはなさそうです。
今回で重要な役割を担った姚賈ですが、この存在は今後も謀略の局面で登場するでしょう。
特に趙を滅ぼす戦において大苦戦を強いられる王翦VS李牧の邯鄲での戦い。
ここの謀略については間違いなく姚賈が絡んでくるはずです。
姚賈は不問とし疑う気持ちを持っている
李斯は姚賈を不問としました。
これについて感謝を述べる姚賈です。
キングダム766話での様子を見る限り、やはり本当に姚賈は秦国側の味方と思って間違いないでしょう。
そうでなければ、李斯との最後に韓非子のことを謝る訳もありません。
李斯は疑いの目を向けていると言いますが、その実では信じているに違いないところ。
そして先述の通り、李牧と司馬尚に向けた謀略が後に行われますが、それで郭開を使って幽繆王に愚策を実行させるのは、この姚賈ではないかと感じます。
韓非子編において最も重要な人物が姚賈だったと言っても過言ではないでしょう。
李斯は妻と酒を飲み、韓非子が言った「思いの火」について自分が継ぐことを心に決めています。
友のいない男の友。
死んでしまいましたが、李斯の心には強く韓非子という存在が刻まれたのは言うまでもないところです。
韓も素直に謝罪を受け入れた
韓にも報告が行きました。
当然ながら秦国の謝罪ですが、それでも諜報活動に絡んでいた事実も伝えられており、韓としても目くじらを立てられないところです。
結果的に韓は秦国の謝罪を受け入れることになりました。
韓非子のことはこれで終わりになりますが、現実の世界でも未だに韓非子は読まれる書物であり、そういう意味では歴史どころか現代にも通じる考えをもたらした偉人の一人と言えます。
読んで見ると自分自信の考え、そして法とは何を思って書かれているのかが分かってくるかもしれません。
性悪説をもとに立っていると言われていますが、性悪説とは「人は悪だ」と決めてしまうものでもありません。
そのあたりも読み込むと面白いものなので、これを機会に手に取るのも一つでしょう。
城戸村へ向かう羌瘣と信
羌瘣のもとへ信が迎えに来ました。
城戸村に行くということですが、羌礼の様子などから察してやることは一つに思えます。
まさか城戸村で戦闘なんてことは無いでしょうから、これは婚礼の儀式でしょう。
よって次回は羌瘣と信の結婚という流れになりそうです。
実際に信には史実で子孫がいるので、誰かが子供を産むのは確定しているところ。
そしてキングダムではそれが羌瘣であるのは火を見るよりも明らかでしょう。
ここで結婚をして、羌瘣は趙の滅亡戦を最後に戦の場からは姿を消すことになるのか。
まだ分かりませんが、次回は結婚回ということになりそうな予感です。
(全く予想が外れるかもしれませんが)
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント