GIGANT(ギガント)86話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
もちから得たタイムマシンを使って零が移動しました。
体ごと移動しているのでタイムリープではなくタイムトラベルというのが正しいでしょうか。
一先ずまだ元カレと付き合っている頃であろうパピコの部屋に到着した零です。
バナー博士を救い出せるのでしょうか。
彼氏と出くわさない様に部屋を出る
当然ながらパピコは零と出会っておらず、彼氏もいる状態でした。
あの暴力彼氏です。
零と比べたら本当にクズのような男でしたが、この男がちほが帰ってきたのかを勘違いして部屋をウロついています。
出会ってしまったら終わるのでこっそり外に出た零。
ここではトラブルに巻き込まれたりしません。
バナー博士を救いに走る
零の目的は一つ。
AIにロボット三原則を導入できるはずだったバナー博士を救うことです。
⇒バナー博士がロボット三原則とは?
この博士がいればAIが暴走することがないと言っていました。
時間ギリギリの所で何とかバナー博士の上から落ちてきた鉄パイプよりも早く博士を突き倒すことに成功。
バナー博士の生き残り確定しました。
問題はここからでしょう。
生まれ変わっても零と一緒
パピコは本当に零を愛していました。
それは零も同じです。
そして「生まれ変わっても一緒にいたい」とパピコは言いました。
絶対に見つけてね。
私絶対、絶対!見つけるから。
-パピコ-
(GIGANT86話)
完全に結ばれた二人はAIと人間の兵器によって殺される結果になっています。
バナー博士を救ったことで未来は変わるでしょう。
但し変わったとすればパピコとの出会いには至らない可能性があります。
零はある程度パピコの行動がどうなっているのかは分かるでしょう。
それでも再会して同じく愛してくれるかは分かりません。
だとすれば、せっかく救い出したにも関わらず本当に欲しかったパピコとの未来は手に入らないことになるでしょう。
また子供についても生まれないことになります。
未来に帰って何が変わっているのか
バナー博士を救い出しても未来でタイムマシンなどが完成していると仮定します。
未来から来た零はもう一度未来に戻ることになります。
そこでAIが人類を終わらせようとしていない世界。
AIがこの思考に至らない世界です。
そこでもパピコとの関係は進んでいるのか。
おそらくは他人同士のはずです。
高い確率でまだAV系の映像作品を撮っていて暴力彼氏と一緒にいるでしょう。
よってもう一度改めてパピコにアプローチして「初めてじゃない気がする」というよくある恋愛展開となるのか。
それとも全く違う残酷な現実が待っているのでしょうか。
どちらの可能性もありますが、本質的に零もパピコも良い人間です。
こういう人には最後で救われる物語を描くのが奥浩哉先生の特徴とも言えるところでしょう。
とんでもないバッドエンド終了はない気がしますが、もう一つくらいトラブルが生じてもおかしくはなさそうです。
次回のGIGANTは8月27日発売のスペリオールにて連載される予定となります。
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Source: マンガ好き.com
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