一人の生活は変化もない誠。他人が見ると離婚はネガティブな印象だと改めて気付く。雑誌の編集長欄に橋本楓の名前を見て微笑みを浮かべます。
※あなたがしてくれなくてもの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
誠は離婚しても特に生活に変化はありません。
二人分が一人分になっただけ。
離婚したことを必要に応じて他者に伝えていくと気を遣われる誠。
円満離婚だけに本人はそこまで傷ついてもいません。
ただ他者からするとマイナスの印象を与えるのだと感じる誠です。
そしてコンビニで見つけたFLOWERの編集長欄に橋本楓の名前。
素直に喜ぶ誠です。
それではあなたがしてくれなくても89話を考察していきます。
変化のない日常を迎える誠
あなたがしてくれなくても89話のスタートは誠の通常の生活。
普段から家事をしていたので、正直何も変わりません。
一人分で済むというくらい。
これだけ見ると誠にとってはプラスなのではないかとさえ思います。
若干の寂しさはありながらも、スッキリした気分を持っています。
ここまで離婚で精神が穏やかなままというのも珍しいかもしれません。
多くの人は人との別れでそれなりにキズを負うなりするものですが、そんな素振りはナシ。
非常に珍しいケースでしょう。
離婚を伝えると気を遣われる
誠の離婚は知らない人も多いので「奥さんを」という話が出てきます。
これは仕方のないことでしょう。
そして都度別れたことを伝えると「元気だせ」とか「飲みに行こう」とか慰めのような言葉。
別に完全にどちらも納得しての円満離婚だけに慰められる必要も同情される必要もありません。
こんな離婚も珍しいですが、誠の場合はさらに離婚した妻のことをまだ応援しているってことでしょう。
連絡を取るということはなくとも、本当に陰ながらの応援です。
どうでしょう。
実際に離婚して、元夫や元妻の応援なんて出来るかどうか。
おそらくはほとんどの人が心の底からは出来ないのではないかって気がします。
もし出来ているのなら、離婚後も素晴らしい関係を築けているということになります。
おそらく100の離婚の中でも1割にも満たない確率ではないかって気がするところ。
編集長、橋本楓の名を見て「おめでとう」
誠はコンビニでFLOWERの雑誌を見ます。
そしてページをめくって編集長の名に橋本楓と書かれています。
これを見て「おめでとう」の一言。
嬉しそうな笑顔。
どれだけいい男なんだって思いますが、そのくらいに本当に誠の中では楓は凄い人で、真剣に応援していたのが分かります。
前に進んだ元妻である楓。
そしてこれから自分はどうしていくのか。
またそこにどこかで立ち返っていくのかもしれません。
最初に登場した二組の夫婦はレスが原因で離婚に到達しました。
そして次はどういう展開が待っているのか。
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Source: マンガ好き.com
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