誠と楓は円満離婚成立。さよならの時にお互いの笑顔が見れるというレアケースです。そして、みちもまた独りの時を過ごしています。
※あなたがしてくれなくてもの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
レスから始まった問題。
それがきっかけでお互いの本質を知り、最終的には離婚となります。
ただ楓と誠についてはお互いが笑顔での別れ。
みちと陽一とは少し違ったものになりました。
そしてみちもまた独りの生活に慣れるべく過ごしているところ。
ここからどんな展開が待っているのでしょうか。
それではあなたがしてくれなくても88話の考察をしていきます。
仕事に完全集中する楓
離婚が確定し、誠と楓は引っ越しです。
冷蔵庫は不要ということで誠が貰います。
そんな中で出てきた楓の発言。
家事代行などを頼んで生活の全てを外注すると言います。
仕事に集中するためにこういうことをする人も最近は増えていると聞きます。
まさに現代的な日本の働き方というものなのかもしれません。
離婚届を出したのは楓で、その理由は「見届けたい」というものでした。
始まりも終わりも紙切れ一枚であり、役所の方は慣れているので別段の感情もなく処理してくれます。
そこには載っている名前の二人が、それまでに歩んだ苦難も幸せも描かれていません。
7年間ありがとうございました
楓からの一言。
7年間ありがとう。
何とも言えないような離婚の状況です。
誠もこんな形でちゃんと笑顔を見せて別れられるとは思っていなかったのでしょう。
誠も同じようにお礼を言います。
引っ越しが終わった部屋の広さ。
そこにある今までの思い出のようなものが脳内に再生されるものですが、そういったことはなく二人はお別れ。
お互いに穏やかな顔を見た状態での別れです。
現実の離婚でここまで綺麗な別れはほぼないでしょう。
聞いていると結構悲惨なケースが多く、調停でなんとかというところも多くあります。
まだ子供がいなかったところが円満離婚に繋がったところなのかもしれません。
みちは独りで過ごす
そして、みちですが、すでに名刺は”石川”に変わっています。
自由になったことを喜んでいるような華ですが、まだみちにはそこまで前進した気持ちにはなれないでしょう。
実際に陽一の趣味のビールを買ってしまいそうになるなど、生活の中に陽ちゃんが入り込んでいきます。
そして独りでいることの寂しさというのは誰しも襲ってくるもの。
そういうときに「本当にこれで良かったのか」というのが数日は引っかかってくるものです。
ただだからといって続けても不幸が待っていただけ。
徐々にこれに慣れ、また別の男性との未来を考える日が来るのでしょうか。
この先で誠との接触があるのかも気になるところです。
これがすぐに訪れないのだとすれば、また少し月日が流れた先という形での展開になっていくのかもしれません。
そして、みちを失った陽一は今何をしているのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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