信が羌瘣を抱きしめる。桓騎の死が咸陽に伝わって本営と昌平君が落胆の様相。王翦は倉央を信のもとへ送り込んだ。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
【追記:秦が状況を知ったのは邯鄲のスパイによる情報・幽繆王は李牧を生かすべきと郭開へ】
信は羌瘣が戻ってきたところで抱きしめます。
生き残ってくれたのが嬉しくて仕方ないというところ。
当然これには周囲の飛信隊も驚きの反応を示しています。
大本営(咸陽)も桓騎の死を知って嬴政が驚愕、昌平君もまさかの事態に落胆の色は隠せません。
但し咸陽が受け取っているのは確定情報ではなく、秦国が放った邯鄲のスパイからの情報です。
趙の最後の包囲網の前でジャングルに隠れる飛信隊。
その趙の包囲のは背後から王翦が送り込んだ倉央と糸凌が救出のため現れたため、飛信隊はそれに呼応して最後の退却行動に出ます。
これで王翦軍の救出によって飛信隊と楽華隊は逃亡を完了させるでしょう。
それではキングダム754話を考察していきます。
キングダム754話ネタバレ情報1・信が羌瘣を抱きしめる
・信が羌瘣を思わず抱きしめる
・羌瘣を抱きしめる信を見て周囲が少し驚いた様子
信は帰ってきた羌瘣を抱きしめます。
こうやって男女としての愛情を持って信が行動で示したのは初めてかもしれません。
当然ながら周囲もその信の行動に、今までとの変化を感じ取って驚いています。
信と羌瘣は王騎と摎(きょう)の対比でもあるので、結ばれていくことになるでしょう。
戦場において、こうやって行動で示したことで一歩この関係が進んだと言えそうです。
王騎と摎(きょう)の関係がもし上手くいっていたらというスタンスを取るとすれば、二人が結ばれて子供を作るというような場面はまだ先のことになっていくのでしょう。
史実では李信の子孫が大きな功績を残すので子供が産まれるのは確実です。
キングダム754話ネタバレ2・桓騎の訃報が咸陽にもたらされる
・邯鄲のスパイから桓騎の死を知った咸陽では落胆の色が隠せない
・王騎が死んだ時よりも大きな損失であり大敗であることを示唆
・嬴政も衝撃で一瞬言葉を失い、信の無事を祈る
・昌平君はこの現状から趙攻略が非常に難しくなったことを感じる
今回の戦の敗北によって魏との同盟の間に趙を攻略するのが難しくなりました。
情報は戦場からのものではなく、邯鄲に送り込んだスパイからのものになります。
桓騎を含む全ての軍の死亡、大敗を知る咸陽の本営。
桓騎という、言わば六大将軍の中で唯一李牧に勝てる可能性のあった大将軍を失った現実は重くのしかかります。
咸陽に桓騎の訃報がもたらされた時、嬴政は衝撃を受けた表情、そして信が生存していることを願います。
そして昌平君も趙の攻略が現実的でなくなったことを知り、落胆の色を隠せない様子です。
そしてこの事実が王騎を失った戦よりも秦国にとって痛烈な打撃を与えるものであると認識しています。
ここで趙を攻略できない現実というのは、言ってみれば中華統一の道が閉ざされかけていることを意味します。
しかも史実では、翌年ですが趙の侵攻を受けて、この時代で初めて大規模に領土を侵略されて失うという事態に飲まれていきます。
肥下の戦での敗北が秦国全土に大きな損害を与えるきっかけを作ったのは事実です。
キングダム754話ネタバレ情報3・王翦が援軍を送り込む
・飛信隊はジャングルから趙の包囲網を夜に奇襲で突破する予定
・王翦は倉央や糸凌を趙の包囲網の背後に送り込んでいる
・王翦の援軍で趙北部からの離脱に成功する展開
飛信隊は最後の趙の包囲網に対してジャングルから夜の奇襲で突破する計画を立てます。
しかし相当に苛烈なものになるのは容易に想像できます。
ただその時、趙の包囲網での異変を感じ取る河了貂や信たち。
王翦も、すでに動いておりただ待っているだけではありません。
救うべき必要な戦力として認識している部隊。
飛信隊もその一つであり、逃げ延びた部隊を救う必要を感じているところでしょう。
何より全滅と生き残りがあるのでは今後の戦に大きく関わってくるもの。
趙の包囲網が背後から攻撃を受けているのが見えています。
王翦は倉央を繰り出して飛信隊を救うべく動いています。
ここに合わせて飛信隊の最後の攻防が始まります。
これで飛信隊が助かるのは確実。
同じく楽華隊もおそらくは田里弥などに救われることになるでしょうから、これ以上この逃亡戦が描かれることは無さそうです。
キングダム754話ネタバレ情報4・邯鄲にも伝わる
・邯鄲にも趙の勝報が伝わっている
・幽繆王は秦国の防壁として李牧には役割があると郭開に説明
秦国のスパイが伝えた通り、邯鄲にも当然ながら勝利の報告がされています。
しかし幽繆王の異常性、そもそも李牧を気に入っていない面もあるので「喜び」という概念ではなさそうです。
但し李牧が秦国の侵攻の防壁になるのは事実であり、当然ながら恩賞も必要であると考えているでしょう。
郭開としては戦に負ける訳にはいかずとも大きな功績を李牧に与えるのも微妙という立場でしょう。
可能なら自分の手柄の一つにしてしまいたいと願っている可能性すらあります。
これにて逃亡戦はひとまずの終結を見るべく動きましたので、残っても後1話での完結になるはず。
問題はこれ以降の動きがどうなるかです。
※予想や史実の独自解釈も含む速報での考察となります。追記と修正を行いますのでご理解下さい。
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Source: マンガ好き.com
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