伏黒恵は万が宿儺に殺されたことでより深く沈んでしまいました(呪術廻戦219話)。
そして五条悟の復活を目前に控えた呪術廻戦220話で伏黒恵の復活の可能性が見えたところです。
虎杖悠仁は現状は呪物のような状態であり、またここで九十九のマル秘ノートを手にしました。
宿儺を倒す直前に持っていく必要があるのは言うまでもないでしょうが、そうして宿儺の魂そのものが弱まった状態であれば伏黒恵を復活させられる可能性があります。
露骨な伏線が用意されたことを考えると、最後は虎杖悠仁の身体に宿儺を戻して、命と引き換えに伏黒恵を救い出すことになりそうです。
そうなると虎杖悠仁死亡という流れでハッピーエンドに見えない決着もあり得ることから、五条悟の命が賭けられる展開なども予想されます。
伏黒恵の魂は深く沈んでいるだけ
天使の説明では最初受肉された者は「沈んで殺される」という表現がされていました。
しかし宿儺と伏黒恵の関係を見ていると「殺された状態」とは言えないでしょう。
単に深く沈んだだけ。
もちろん宿儺の身体が伏黒恵になっているので、この身体を完全に破壊してしまうようなことになれば物理的な死が待っているでしょう。
但しそうじゃない限りは宿儺の中に伏黒恵も生きていると考えるのが妥当です。
よって宿儺そのものの魂を弱体化させて器の中で伏黒恵が出てこれるような状況を作れば復活の可能性が見えてきます。
要するに「宿儺の器を壊さずに宿儺を倒す」というのが大前提。
更に伏黒恵自身が「外に出たい」と思わなければなりません。
自分自身の術式によって姉である津美紀(万が受肉していた)を壊してしまった伏黒恵。
そのあたりの葛藤に打ち勝つ必要も出てくるでしょう。
虎杖悠仁が命を賭ける
虎杖悠仁は最初からずっと思っていました。
特に渋谷編が終わった後、それこそ伏魔御厨子によって多くの人間が葬られた後では「死にたい」という気持ちが前に出ていたと言えます。
そんな中でも生きながら、最終的には自分の死と共に宿儺を葬れれば良いと考えていたところ。
まさか親友とも呼べる伏黒恵に宿儺が受肉するとは想像すらしていなかったでしょう。
結果的に心からの絶望を味わった虎杖悠仁です。
次のタイミングで宿儺の器となり、自分ごと相手を消滅させることに何の躊躇もないはず。
ラスト、それこそ宿儺を葬り去る時点では伏黒恵が生き延び、そして虎杖悠仁が死亡するという局面になっていく可能性は大いにあるでしょう。
それを実践する方法のヒントというのが呪術廻戦220話で脹相から受け取った九十九の研究ノートに載っているものと思われます。
伏黒恵だけが生き残って何を思うのか
伏黒恵が最終的に生存するのは確実でしょう。
しかし先述の通りなら虎杖悠仁は死亡します。
守ろうと思った津美紀は自らの手で肉体を破壊してしまった伏黒恵です。
ここで更に自分の友人が自分のために死んだとなれば何を感じるのか。
痛烈な心身のダメージを負うだけのように思えます。
はっきりとハッピーエンドとは言えない状況になるはず。
そう考えると虎杖悠仁と伏黒恵の生存は物語の終結においてマストであるとも感じます。
仮にそうなら最終的に宿儺と共に消滅するのは二人の師と呼べる五条悟なのかもしれません。
少なくとも伏黒恵を救い出すのに“誰も死なずに決着する”というのは考えにくいところです。
それまでの戦闘でも多くの命が失われることになるでしょうが、最終最後の時に五条悟が自らの命を使って虎杖悠仁と伏黒恵を守り、次世代につなぐという可能性はありそうです。
もしくは虎杖悠仁の身体に最後移った宿儺を倒すべく伏黒恵が全てをかけて葬り去るような展開。
こうすればそれまでに五条悟が死に、最後に虎杖悠仁が死亡しても、世界を救ったという意味で伏黒恵エンドが成立するようにも思えます。
果たしてどんな形で伏黒恵の復活を見ることになるのか。
そして復活した後にどう物語は動いていくのか。
また新たな情報が出次第、記事の更新を順次行っていきます。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント