ヨルは自分を傷付けてアサに痛みによる恐怖の克服を行わせます。落下の悪魔のフルコースは進み、最後はアサとヨルが標的。
※チェンソーマン第ニ部の本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
未読の場合はジャンプ+よりチェンソーマン124話を先に御覧ください。
落下の悪魔から守るために恐怖の克服。
アサの自力では難しく、ヨルは自らを傷付けて痛みによる恐怖の克服をさせます。
ヨルを信じきれないアサ。
元より他人を信じることが出来ず、それなのに近づく必要がある時は相手が傷つくという運命。
デンジもまた近づく女性に命を狙われるので、意味合いとしては逆向きながらアサが傷つく結果に終わるという意味では同じかもしれません。
落下の悪魔はどデカい幼虫にコース料理を食わせていますが、最後のメニューはアサ・根・ヨルで人間と戦争の悪魔を合わせたものと明言。
ついに真っ向勝負となるか。
それではチェンソーマン124話を考察していきます。
痛みで恐怖を克服させる
過去にトラウマを持つアサの心の痛み。
それを利用した恐怖で重力を反転させたように底の見えない真っ暗な空へと落下させられます。
防ぐために爪をナイフに変えて痛みを与えるヨル。
なんとか痛みによって恐怖を忘れて反転した重力が元に戻ります。
要するに恐怖を克服する者や、他のことに意識がいっている場合は落下の悪魔によって空に向かって落下させられることはないということです。
しかしアサはそう簡単に恐怖を克服することが出来ず、失った猫を思い出して、また空に向かうところ。
その瞬間にヨルは自分の手(つまりアサの手)を斬って痛みを創出。
但し誰も信じていないアサはヨルすらも怖がってまたも天地が反対になってしまいます。
人を信用できないアサ
ヨルは自分を信じろと言いますが、そうはいきません。
そもそも幼少の頃に大事にしていた猫を信じていた人に殺されているアサです。
一生残るようなトラウマ。
今まで信じて裏切られてを繰り返していると言えるアサ。
だったら孤独に生きる道もありますが、寂しさから誰かに近づくことがあります。
でもそうやって近づいた人は悪いことが起こり、また傷ついて一人になる。
親友になれそうだったユウコは正義の悪魔と契約して、最終的にはチェンソーマンに殺されています。
そしてデンジには「好かれていない」ことが分かって思い悩んでいました。
さらに吉田ヒロフミには「デンジに近づかないように」と指摘を受けています。
何より第二部の始まりの時からずっと阻害されてしまう星の下に生まれたようなアサの行動と結果。
ここでヨルを信じろと言っても厳しいでしょう。
コースが進んでいく落下の悪魔
落下の悪魔はデビルハンターの耳と舌と鼻をポタージュにしたものを提供します。
その提供相手はどでかいイモムシ。
これはパニックアクション映画で有名なトレマーズがモチーフでしょうか。
ケヴィン・ベーコンが主演で名作の一つ。
シリーズは幾つか続いていきますが、やはり1が一番オススメです。
そんな落下の悪魔はコースの最後にアサ・根・ヨルというものを準備するとのこと。
人間と戦争の悪魔を合わせたもので次回は直接狙われることになるでしょう。
今の戦争の悪魔では根源的な恐怖の名を持つ落下の悪魔を倒せる力はありません。
危機に瀕したところでチェンソーマンの登場となるのでしょうか。
次回のチェンソーマンは4月5日にジャンプ+での配信となります。
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Source: マンガ好き.com
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