偲央に対する回想があり、李牧との対話も終わりを迎えようとしています。
後はここで桓騎と幹部を含む全員の斬首となるのか。
その局面でキングダム750話の最後に那貴隊が桓騎軍に届きます。
少数ながら手練の那貴一家。
これで桓騎対李牧の戦いの幕引きとなる最終話が繰り広げられそうです。
桓騎としては砂鬼一家が入った飛信隊を生かすべく、僅かな時間でも稼ぐべく機に乗じてもう一度李牧を狙うでしょうか。
那貴一家の乱入では状況は変わらない
普通に考えると完全包囲された状態の桓騎たちを那貴一家が救うことは叶いません。
そのまま大軍に跳ね飛ばされて終わりになるでしょう。
李牧もそれを感じているはずであり、この局面では仮に飛信隊が乗り込んできても大きな変化はないのではとも思えるほどです。
もしそれで戦況を変えられるのなら飛信隊も楽華隊も逃げることは無かったはず。
よって当然ながら那貴一家が入っても、ほんの僅か、それこそ羽虫が奏でる小さな羽音ほどの影響しかありません。
後はその小さな羽音の如く影響を桓騎がどう扱うか。
今の状況で桓騎も逃げ出せるとは思っていないでしょう。
しかし小さな歪でもあれば、誰かの首を一撃で刎ねるだけの余力はあるかもしれません。
桓騎がもう一度李牧の首を狙う
今の情勢の変化。
それこそ確実に飛信隊の逃げる時間を稼ぐ方法があるとすれば、それは李牧を討つことでしょう。
今の包囲網で桓騎が生き残る道はありません。
例え李牧を討ったところで、桓騎も同じように討たれて終わります。
但し飛信隊を生かすという意味だけで見れば非常に有効です。
また秦国軍にとってもこの戦が大敗の状況から変化することになるでしょう。
李牧を討った桓騎、そして桓騎を討った趙軍はそこで指揮系統を一時的に麻痺させてしまいます。
よって一瞬出る意識の不意をついて李牧を狙う桓騎という構図になるかもしれません。
但しそれは全員の意識が那貴一家に奪われた場合です。
たったの一人でも「桓騎が何かするかもしれない」と気を張っている人物がいれが、そうはならないでしょう。
李牧を守って誰かが死ぬ
史実でも桓騎は李牧に敗北することになっています。
⇒肥下の戦いで秦国は初めて統一戦の敗北
もし隙きをついた桓騎が李牧に向かって刃を繰り出したとすれば、それを守る誰かがいるものと思われます。
そして史実にある肥下の戦いで死ぬ趙の将軍という何者かが代わりに殺されるのではないでしょうか。
史実では桓騎が趙軍の将軍を一人討つことが分かっています。
今の戦いでめぼしい将軍は死んでおらず、この局面で桓騎に対してのみ意識を向けている人物がいるとすれば虎白公でしょう。
李牧を守るという意味ならカイネや傅抵になりそうですが、この二人は若く信たちの前に改めて強敵として君臨することになるはず。
上和龍やフーオンもまた青歌が大きく参戦することになる最終戦の邯鄲防衛で必要な人材です。
となれば役割としては終了している虎白公が桓騎の動きを見ていて、そこに割って入り桓騎に討たれる可能性は十分あります。
その際に桓騎を大きく傷つけることが出来れば虎白公の悲願も叶うという両面が描かれることになるでしょう。
桓騎軍の最後の一幕で虎白公が死ぬ。
十分にあるように思えます。
最後の混乱で飛信隊と楽華隊の追撃が遅れる
那貴一家の突入と桓騎の最後の狙いで趙軍も混乱。
これで更に時間を稼ぐことに成功し、飛信隊と楽華隊の逃亡が成立することになりそうです。
史実ではこの肥下の戦で一部だけが秦国に逃げ帰ることに成功しています。
キングダムにおいては、それが飛信隊と楽華隊であることは確定済み。
後は桓騎がここで死ぬのか、結果的に捕縛されて生き残ることになるのか。
まだ桓騎は13歳以下の砂鬼に出会う前が語られていません。
それは桓騎に会って直接という話を信にしていた衣央。
それだけにここで首が刎ねられて殺されるというよりはキングダム750話で上和龍が発言したように「捕らえて」という流れになるのかもしれません。
仮に生き延びる展開があれば、もしかしたらこの後に桓騎の再登場もあるのかもしれません。
(史実では逃亡説と死亡説の二つが存在しています)
果たしてキングダム751話の那貴の突入で戦況変化がどう訪れるのか。
また新情報が入り次第、記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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