キングダムにおける蒙武大将軍と言えば”武の頂点”という存在です。
合従軍での戦いでは楚の第二将(第一将は楚の最強大将軍である項燕)である汗明の頭を叩き潰して天下に武を示しました。
そんな蒙武将軍ですが史実で多く登場している訳ではありません。
しかしながら春秋戦国時代における最大の戦いと言える秦VS楚の戦において勝利を収めた王翦の副将としての活躍。
そういう意味では登場回数こそ少ないですが、比類なき功績を収めた人物とも言えるでしょう。
生没年は分かっていませんが、楚の戦いの数年後には始皇帝による中華統一が成し遂げられたので、この時代も生き残ったのではないかと想像できます。
ちなみに息子である蒙恬が大きく活躍するのは始皇帝の時代となります(春秋戦国時代では李信のもとで副将として楚を攻めて項燕に敗れています)。
⇒信と蒙恬は楚の項燕に大敗
キングダムにおいても蒙武大将軍の死亡は無いと考えていいでしょう。
最後に蒙驁が倒す敵の将軍が誰になるのかも注目したいところです。
秦国にとって一番危なかった戦
項燕と昌平君が最強の敵
蒙武大将軍が死亡することはない
キングダムにおける蒙武大将軍の武力は尋常ならざるものです。
登場当時からも凄みを感じさせるものでしたが、王騎の死で改めて考えを変化させ、結果的に秦国における最強の大将軍の一人として名を連ねることになりました。
大将軍になった順番や六大将軍の順列などを考えるとキングダムでの秦国第一将は蒙武であると考えても差し支えないでしょう。
(史実では秦国の第一将と呼べるような存在は王翦大将軍になります)
史実では楚を滅ぼす戦いに王翦の元で参戦し、見事に滅亡させています。
よってキングダムの中で蒙武大将軍が死ぬということは無いでしょう。
生没年は不明ではありますが、始皇帝の中華統一後の時代を生きたのだとすれば、キングダムのストーリーで蒙武の死が描かれることは無さそうです。
史実では王翦の副将として登場
蒙武の父親である蒙驁大将軍は史実でも大いに活躍した武将として描かれています。
功績も非常に多く、秦国においては四人の王に仕えた人物が蒙驁です。
史実において合従軍の防衛戦の指揮をしていたのは蒙驁だとも言われています。
それほどに強力な武将であるという点から見てもキングダムでの雰囲気とは少し違っていたのかもしれません。
しかしながら息子である蒙武は史実での登場は少ない武将。
但し少ない中にある史実では大国楚を討ち滅ぼす戦で副将を務めるような偉人となっています。
率いる大将軍は王翦であり、この時は老将と呼ばれる地位にあった武将です。
李信と蒙恬が敗れた後に、秦国の全ての軍を率いての戦いとなった対楚戦。
秦国が用意した軍力は全軍の六十万であり、その副将に選出されている時点で類まれな才覚を持つ武将だったのは言うまでもないでしょう。
もしかしたら本当に武力中心の武将だったのかもしれません。
キングダムで蒙武が最後に戦う人物は昌平君なのか
キングダムの武の極みにいると呼べる蒙武大将軍。
この蒙武将軍が最後に戦う相手が誰になるのか、それも気になるところでしょう。
やはり合従軍で戦った汗明よりも苦戦する相手が今後出てこないとストーリーとしての面白味に欠けてしまいます。
楚の将軍で取り逃がしたという意味で見れば魏との同盟をこぎ着けた什虎との戦で呉鳳明との共闘の時に現れた満羽という将軍がいます。
満羽将軍は「俺は汗明より弱い」と言いながらも蒙武を落馬させています。
相当な実力者であるのは確実であり、また蒙武が後に至ってしまう感情を理解している人物とも言えるでしょう。
おそらくこの満羽も蒙武が葬ることになるでしょう。
ただこれが最後の敵とはならないはず。
この満羽との会話の中で実際に起こってしまう「昌平君の裏切り」というものが伏線として描かれました。
⇒昌平君は秦国を裏切る
実際に昌平君は秦国から楚へ向かっていきます。
さらに昌平君は一度騎馬して戦場に降り立った時に介億が「武力が蒙武級である」と言ったことがありました。
この事から考えても”蒙武が最後に討つ人物”が昌平君であると考えて間違いないでしょう。
もう一人最強と思われる武力を持つのが項燕となるでしょうが、この項燕は飛信隊の信に敗れることになりそうです。
(最初の楚戦では李信大将軍は項燕に大敗を喫します)
但し楚を滅ぼした後も燕と代の戦があるので、そこがもししっかりと描かれることがあるのなら、項燕を倒すのが蒙武という展開も考えられるでしょう。
項燕は史実では自殺となっているのでキングダムではどういった終幕になっていくのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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