羂索によって伏黒恵の姉である伏黒津美紀はマーキングされて寝たきりになっていました。
そして呪術廻戦16巻136話で羂索が遠隔の無為転変を使ってマーキングされた人間の目覚めが起こっています。
伏黒津美紀もその1人となります。
死滅回游が始まり、津美紀を救出すべく動いていた伏黒や虎杖でした。
呪術廻戦211話でついに津美紀の死滅回游離脱が叶うという時に「別人」の可能性が示唆されました。
伏黒津美紀の理性は残るのか
羂索は千人の虎杖を悪意を持って放ったと言いました。
無為転変で脳を術師の形に変えられたのは二種類。
- 虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者
- 吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造が非術師の者
伏黒津美紀が寝たきりになったのも「マーキングの際、私の呪力にあてられて寝たきりになった者もいた」と明言しています。
しかしながら、ただ呪術師としての能力を開花しても羂索の言うように「殺し合い」にはならないでしょう。
九十九由基が羂索にその言葉を投げると「質問が軽くなっている」と馬鹿にされています。
物事には順序があるのさ。
その程度の仕込みを私が怠る訳ないだろう。
質問が軽くなってきているよ。
-偽夏油(加茂憲倫)-
(呪術廻戦16巻106話)
要するに「戦いたくない」と言う気持ちを放棄した術師を作り出しているのでしょう。
伏黒津美紀も元々持っていた優しい性格は失われている可能性が大いにあります。
脳をいじっているので、人格そのものに変化があっても何らおかしくはないでしょう。
伏黒津美紀は禅院家ではなく非術師
津美紀と恵の関係は義理の姉弟です。
禪院甚爾と津美紀の母親がくっついて、そのまま蒸発しました。
恵の父親は禪院甚爾です。
作中でまだ不完全だったとは言え五条悟を倒している人物でもあり、実力は本編内でもトップクラス。
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伏黒恵が禪院家にとって「最高のカード」である事は五条悟から訊いていました。
津美紀は羂索が脳を改変させた事を考えても呪術師を生み出す家系でも無かったと分かっています。
伏黒恵は津美紀が大事
伏黒恵はどう考えても伏黒津美紀の事が好きでしょう。
恋愛的な話ではなく、守りたい人間として最上位に置いているのではないかと予測出来ます。
「さっさと起きろよ、バカ姉貴」と八十八橋で特級呪霊を祓った際には言っています。
誰かを呪う暇があったら大切な人のことを考えていたいの。
-伏黒津美紀-
(呪術廻戦7巻)
典型的な善人と評された津美紀ですが、目覚めた後はどうなるか分かりませんでした。
恐らく以前の伏黒津美紀とは違っているのではないかというのが大方の予想でした。
津美紀は別人なのか
呪術廻戦211話で死滅回游からの離脱を行うために伊地知と話している印象は今までと変わりませんでした。
しかしながら同話にて離脱するはずの状況下で「ルールの追加」を選び、この行動に「誰だ!」と伏黒恵が詰め寄っています。
しかし追加したルールは「結界からの出入りの自由」であり、元より伏黒たちが予定していたものとなります。
要するに今の伏黒津美紀は「死滅回游からの離脱を望んでいない」という状況。
これが「私も協力する」という発想から来るものである可能性もあるでしょう。
伏黒津美紀が敵化すると戦う展開もある
仮に伏黒津美紀が完全なる敵対行動を見せた場合、伏黒恵や虎杖悠仁が共闘して倒す展開もあるかもしれません。
ただ死滅回游編での伏黒恵や虎杖は相当な実力者となっています。
津美紀がどんな術式を使えるようになっているのかは不明ですが、言ってみれば素人に近いような状態で勝てるはずもなく戦えば瞬殺となるでしょう。
それは他の目覚めたばかりの呪術師を見ていれば分かります。
羂索が津美紀だけを特別視していれば分かりませんが、その可能性も低いと感じます。
これが血統として本当に禪院家なら特別視の理由もまだ分かりますが、津美紀は先述の通り関係ありません。
よって津美紀は変化がないからこそ、伏黒恵を放っておけず、姉として一緒に行動すると言っているのだと予想できます。
弟である恵がネガティブな暴走に至らないための監督役になるものと考えて良さそうです。
津美紀が死ぬ可能性はある
虎杖や伏黒恵と共に行動するとなれば、当然危険度は増します。
しかし本当はもっと前に死んでいたかもしれません。
すでに天元が吸収され、死滅回游も役割を終えているところ。
日本人と天元の同化も目の前と考えれば、無為転変で変化させられて術式を与えていなければ同化される一人になっていたでしょう。
そういう意味では羂索に救われたとも言えそうな状況です。
この先の物語の流れによっては、おそらく仲間の中では弱小の部類に入る津美紀がネックになり、局面次第では「死亡する」という可能性は十分にあります。
もし死ぬとすれば弟の恵を救って死亡ではないかと感じるところ。
果たして津美紀はどんな最後を向かえることになるのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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