誠は「最後は直接感謝を」という気持ちからみちに再度接近しました。
あなたがしてくれなくても76話で資料室で見つめ合う二人。
まるで恋人のようですが、関係は元不倫相手。
といっても肉体関係寸前だったので厳密に不倫と言えるかは分かりません。
しかしお互いに惹かれ合い、結果的に誠は楓と元の夫婦のように過ごせなくなりました。
ただそれがマイナスではなく二つの夫婦にとって必要なことだったようにも思えます。
この場でみちは離婚のことを切り出すのでしょうか。
それともお互いに今の夫婦の現状は語らずに感謝だけを伝えて去ることになるのか。
感謝を伝える誠
誠はすでに一度みちにはっきりと告白しています。
その時のみちは既婚者で(今もそうですが)、陽一と離婚するとは思っていませんでした。
よって先のない関係である事実から誠の気持ちには応えられないと伝えています。
みちから振っている状況ではありますが、気持ちが誠にあったのは間違いありません。
ここで改めて誠がみちに対して「好きだった」という言葉を投げかけるか否か。
おそらく直前の楓からのメッセージを覚えているでしょうから「ありがとう」という言葉で締めくくるものと思われます。
問題はみちの方です。
離婚を伝えると誠を惑わせる
みちとしても陽一が考え抜いて結論を出すまで待つというスタンスです。
よって今はまだ合コンはもとより他の男を探すという考えはないでしょう。
ただ「これで会えなくなる」という事実を知った時のみちはどうか。
何か焦りのようなものを感じて「離婚する」というニュアンスのことを伝えるかもしれません。
それこそ「もう指輪は必要なくなったんです」といった言葉でも誠にはそれなりに含みのある言葉だと感じるはず。
もし誠が楓との関係を精算し、みちの離婚が成立すれば「この先で二人共に」という可能性も見えます。
ただ別れた側の二人が何を思うのかは不明です。
飛ぶ鳥跡を濁さず
次の関係を示唆するような状況になるかもしれませんが、もう一つの可能性として「キレイに終わる」という可能性もあるでしょう。
みちとしては「本当の気持ちを伝える」ことをせずに笑顔で「私も誠さんのお陰で変われました。ありがとう」などの言葉で終わらせる。
それこそお互いに成長した姿で、歪な笑顔ではない二人としての関係の終結。
十分に可能性としてはあるでしょう。
惹かれ合っている二人。
本当なら一緒になって幸せな家庭を築けるのではないかと思える二人。
現実にもそういうケースは多くあるものでしょう。
しかし叶わない恋だけに、ここは二人とも理性を持って対応して欲しいところです。
関係してしまえば罪悪感
もしここで終われずに今後も関係することになれば、お互いに罪悪感が生まれる気がします。
おそらく誠は楓との離婚を決意する流れになるでしょう。
今となっては楓もそれに納得しそうな気がします。
ただもしまだみちと会っていることなどが判明したら分かりません。
また反転して闇の要素が出てくることも考えられるでしょう。
みちが「指輪が不要になったこと」と同時に涙でも見せたら誠としては「何とかしてあげたい」という気持ちが出てくる気がします。
ここでは現状を知るだけで、キレイに終わってもみちの事が頭から離れずにという誠の状況も予想できます。
倉庫で接近した誠と楓。
あなたがしてくれなくても77話の動きによって、この先の物語が大きく分岐しそうな予感がします。
次回は1月17日の連載予定となりますのでお見逃しなく!
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Source: マンガ好き.com
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