カイネと交戦し、もう少しで討たれるところだった若き李牧の護衛。
しかしそこに総大将である李牧が参戦して朱摩を討ち取りました。
総大将自身が剣を抜かなければならない戦況は李牧も当然想定外のものであるのは確実でしょう。
知略だけではないところを見せた李牧ですが、朱摩戦では圧倒的な武力という感じもしませんでした。
カイネの傷を心配している李牧ですが、その後ろから黒桜の矢が飛びます。
それを受けて李牧が傷を負ってしまうことになるのでしょうか。
まだ側近の一人である傅抵の姿が見えていませんので、ここで飛び出してくることもありそうです。
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黒桜の矢が李牧に届く
後ろから矢で穿たれるという状況は李牧も思い出すところでしょう。
それは王騎が龐煖に射たれた一因となった一矢です。
王騎は龐煖との一騎打ちの最中に背中から矢を受けてしまいました。
あれが無ければ龐煖にも勝利して、趙との戦況もどうなっていたか分かりませんでした。
因果応報というべき局面で李牧の背に矢が届くことになれば、この戦況も変化しそうです。
ただ一矢で倒れることはないでしょう。
傷ついて周囲が混乱すれば、それだけ桓騎軍にチャンスが生まれます。
傅抵が現れる可能性
李牧の若き側近と言えばカイネともう一人います。
傅抵将軍。
傅抵については史実でも悼襄王の時代に名前が出ている人物です。
これがキングダムの傅抵と同一人物かと言うと分かりませんが、将軍職を任じられたのが合従軍の後になっているのである程度の一致はありそうな気もします。
但し実績が多く残された人物ではないのでキングダムでは徹して李牧の側近として行動していくことになりそうです。
そんな傅抵もカイネと同様にいつも側にいる一人となります。
よって矢の前に現れて撃ち落とす可能性もあります。
また李牧に当たったとしても、黒桜を傅抵が討つような展開は十分にあるでしょう。
桓騎からすると朱摩が討たれたのは厳しい展開を予想するもの。
先が見えている桓騎だけに朱摩が討たれた事実から何かが見えているのではないかと推察できます。
ここで黒桜も失うことがあれば、この李牧への奇襲そのものが失敗に終わる可能性を高めてしまいます。
しかも逃げ道という逃げ道もない状況。
今はもう李牧を討つ以外に桓騎軍の生きる道はありません。
非常に剣技に長けている傅抵がこの場に現れてしまうと桓騎軍は非常に苦しい状況に持ち込まれることになりそうです。
桓騎が前線で猛威を振るう可能性
すでに前線に攻め入っている桓騎本人。
朱摩がいなくなったことで李牧を討つ人物が誰なのかという状況にあります。
ここで雷土がいれば、ゼノウが道を開き、朱摩と雷土による攻勢で李牧を討てた可能性は十分にあるでしょう。
少なくとも朱摩がここで李牧に討たれてしまう可能性は非常に低かったと言えます。
やはりあの扈輒戦で雷土を失った痛手は相当なものだったと言わざるを得ません。
討ち手を一人失ったことで桓騎が更に前線に出て李牧討ちに乗り出す可能性もゼロではなさそうです。
しかしそれは桓騎をより危険な場所に潜り込ませることにも繋がります。
飛信隊と楽華隊が援軍を止めていることを考えると桓騎軍にも増援はありません。
残す戦力の要となるのは、厘玉ということになるのか。
最後の戦力は厘玉となる
桓騎軍の幹部である厘玉。
これもまた桓騎軍の中では大きな戦力を誇っている人物と言えます。
但しゼノウや朱摩、そして雷土のような破壊力という類ではないでしょう。
どちらかと言えば通常の軍に近いような戦いをしている様子が見て取れました。
今この場に入り込んで李牧を討つことが出来るのかと言うと疑問も残ります。
と言って砂鬼などは前線で戦う軍勢ではありません。
そう見ると桓騎側も手札が徐々に減りつつがあるのが分かるところです。
桓騎と李牧の一騎打ち
終幕が近づいている趙北部の攻略戦。
最終局面では桓騎本人が李牧の前に立ちはだかることもあるかもしれません。
史実は決まっていても、結果的にどうなるのかは不明。
また史実にも諸説ある状況だけにキングダムがどの説を採用するのかも注目すべきポイントとなります。
まだまだ分からない桓騎と李牧の最終戦。
李牧が言った通り、討たれるなら桓騎という予想は間違ってはいませんでした。
三十万を繰り出して、総大将討ちが叶いそうなところまで追い込まれたことを考えると完全なる想定外と言えます。
後はどちらに運が味方をするかというような展開になっています。
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Source: マンガ好き.com
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