※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
不機嫌MAXの兵藤会長との謁見となった遠藤。生き残りを賭けた一挙手一投足に注目。なんとか兵藤の気持ちを掴めるか。
黒服の言葉で不機嫌状態となってしまった兵藤会長。
寝起きは機嫌が良かったはずが、遠藤の命が危うい状況になってしまいました。
しかし遠藤の言葉が少し兵藤会長の琴線に触れた様子。
但し一つのミスで反転しそうなところだけに綱渡り状態の遠藤となりました。
それではカイジ445話の考察をしていきます。
昼寝のやり直しはならず
ブチギレた後に疲れたのか「もう一度寝る」と言う兵藤会長でした。
本来ならラッキーのはずが、そうはならず黒崎に気付きます。
会長命令で連れてきた遠藤の紹介。
先程まで黒服に対して杖で殴りまくっていた不機嫌な会長に紹介される遠藤からすれば「なぜ今」という気持ちになるのも当然です。
しかしそこを刃向かえる訳もなく、危険な状況の中で乗り切るしかありません。
謝罪は不要という兵藤会長
そして名前と役割を聞いて思い出したかのように激怒。
一ヶ月半も成果ゼロの無能人間を許すはずもなく、今すぐに焼き土下座くらいはさせられそうな雰囲気です。
元々遠藤は利根川に仕えていた身でもあります。
その利根川がカイジに負けて失脚したことが帝愛の組織内での失墜が確定したところです。
兵藤会長の怒りに謝る遠藤ですが、それを叱責。
これはある意味で兵藤会長の金言とも言えるでしょう。
謝ればそれで一件落着!
罪は洗い流された以上!終了ーと、そう思っとるんじゃ!
(兵藤会長)
ありますよね、この感覚。
上席に叱られても「とりあえず頭を下げて謝る」という感覚です。
確かにその瞬間は申し訳ないというか、そういう詫びる感覚もあるのですが「それで解決する」と思っている節があるのも事実でしょう。
しかし兵藤会長が求めているのは「結果」です。
謝罪ではありません。
これは兵藤会長が登場した時にも伝えていたことに通じるでしょう。
「金を借りた者が示せる誠意は金を返すことだけ」
あれも同じ。
今はカイジ捜索の本部長を務める遠藤なので、謝罪ではなく「発見と捕縛、そして24億の回収」という結果のみを求められています。
兵藤会長の琴線に触れる遠藤
遠藤の思わず放った一言に兵藤の心が揺れました。
眠ったままの和也の状況と金を持っていても何も出来ない自分への不甲斐なさ。
そこがリンクしてくれました。
なんとか兵藤会長の気持ちの隙間に入り込んだ感のある遠藤ですが、果たしてこのまま事なきを得るのか。
まだまだ一つのミスで完全に反転して、死のギャンブルへと誘われる可能性すらあります。
一時的に遠藤が主人公のような状況ですが、まだスピンオフ遠藤は続きます。
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Source: マンガ好き.com
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