ベルセルク371話ネタバレ!|ガッツ絶望の深淵へ…

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ベルセルク371話ネタバレ!|グリフィス帰還!

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この記事では、ベルセルク最新371話の内容に感想をネタバレも含みますが、

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以上の項目に沿ってご紹介しております。

ベルセルク371話ネタバレ!|ガッツ絶望の深淵へ…

 

ガッツ絶望の深淵へ…グリフィス帰還!

甲塚
甲塚

ベルセルク第371話!

前回はスケリグ島崩壊から生き延びた人々と、傷ついたガッツが一人船倉に閉じこもる様子が描かれましたが…

今回は第371話の内容と感想を書かせて頂きます!

 

ガッツ絶望の深淵へ…


いくら呼びかけようとも閉じこもった船倉からガッツの声は返って来ない…

扉を破壊して無理矢理中に入る事は可能かと思われますが、そうして解決できる問題ではない事は誰もが分かっている…

故に、扉の向こうにいるガッツの心に直接接する事ができるシールケが扉の向こう側に光体を送り込む…

ガッツに何が起こったのかは誰にもわからないはずですが、その精神に何か重大なショック、ダメージを受けているのは誰の目にも明白…
ガッツは今まで何があろうとも自ら心を閉ざすような事は無かったと思います。
自分の事についてはほとんど口にしないながらも、ガッツは相手が誰であろうとも彼なりに向き合い、拒絶するような事は無かったはず…
付き合いが長いというわけではなくても濃密な時間を過ごしてきた仲間達はそれを理解していると思いますが、それだけに他者を拒絶する今のガッツの事が心配だと思います。
狂戦士の甲冑の暴走というリスクもありますが、今は単純にガッツが心配でしょう…

光体となり船倉に入ったシールケは床に転がるドラゴンころしを前に力無く樽にもたれてへたり込んでいるガッツの姿を見る…

ガッツは泣いていた…

しかし、それは悲しいとか寂しいとか悔しいとかの感情ではなくシンプルで圧倒的な無力感だろうと思われます…

シールケはガッツとドラゴンころしが共に歩んできた戦いの記憶を感じる…
普通の人間には想像すらできないくらいのレベルの死線を潜り抜け、自分と敵の血にドップリと塗れながら戦い抜いてきた記憶…

今まで戦ってこれた原動力は、グリフィスに一太刀浴びせんとする執念だったはずですが、グリフィスはやはり人間にはどうにも出来ない存在だった…
目の前にいるのに、剣は届くのに触れる事すら出来ない…

今まで戦ってきた使徒達、また自分達人間とは全く違う存在だというのをガッツは初めて理解したのでしょう…

グリフィスが本当に『神』あるいは『悪魔』なのかはわからないが、どちらにせよグリフィスは人間の運命を左右するような者であり、自分にはどうにもできない…

全ては、無駄だった…

自分がやってきた事は全て何の意味もない無駄な『足掻き』に過ぎなかった…

シールケは、ガッツの精神が黒い獣と思われる牙によって噛み砕かれ飲まれるようなイメージを見ます。

そしてガッツは座ってもいられなくなり、床に倒れ込んでしまう…

こんなに力無いガッツの姿など
見た事ないですが、あれだけの戦いをしてきた末に、全てが無駄だったと心底実感したなら、こうなってしまうだろうと思います…

一人の人間が懸命に生きて何を掴んだが、それを奪われた…
しかし、それをまた取り戻そうと懸命に生きたが、その先に全ては神の意思で決められた運命であって、それに抗う事は無意味だと知ったなら、絶望するでしょう…

ベルセルクの物語の冒頭で因果律に関するナレーションがありましたね…

この世界には
何らかの超越的な『律』、神の手が存在するのだろうか?
少なくとも
人は自分の意思さえ自由にはできない…

ガッツは基本的にそんな事はないというスタンスで生きてきたはずですが、今、それが崩れてしまった…
しかも、ガッツは今世界の誰よりもそれを実感しているわけですから、絶望して当然…

その精神の核みたいなものは今、黒い獣の胃袋、絶望の深淵に沈んでしまったように感じられます。

しかし、全てが無駄では無い!
ガッツはその戦いの中でかけがえの無い仲間達を得ていますよね!

ガッツは再び仲間達が差し伸べる手を掴み深淵から這い出し、自分の意思で立ち上がる事ができるのでしょうか?

Source: 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね!

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