十字架のろくにん107話|ネタバレ考察|北見はヒーローになりたかった

本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
⇒未読の方はマガポケより107話をご覧下さい。

北見の回想から考えが分かる回となりました。

ヒーローに憧れた北見。

しかし少年時代から徐々に正義感の歪み

結果的に漆間俊の復讐に乗ることで意味のある正義に向かっていきます。

但しその正義もまた歪んでいると言えそうです。

いじめっ子に怪我をさせる

ヒーローに憧れた北見の最初の失敗。

それは正義ゆえにいじめっ子を切りつけて怪我をさせたことでしょう。

それによって先生に怒られて親に殴られました。

どうすればヒーローになれるのかを考えていく北見。

結果的に北見は医者になることを決めました。

医療ミスで死なせてしまう

確かに命を助ける医者は正義に思えます。

しかし手術中に「違う」と思い始めて呆然としてしまいます。

その時に状態が悪化して死んでしまう患者。

旦那の死を素直に自分の責任であると土下座で謝る北見でしたが、実はDVを受けていた妻で死んでホッとしているといいます。

困っている人を助けるためなら殺してもヒーローになれることを知ります。

すでに歪んでいますが、これで殺してみても何となく思っていたヒーローにはなれていません。

根拠のなかったヒーロー

漆間俊の復讐の話を聞いて始めて気付いた北見です。

ヒーローであるための根拠。

それが全くなかった北見は漆間の復讐心に乗る形でヒーローを実現させようとしています。

よって家族だから一緒に背負いたいという意味は少し違ったものでしょう。

実際にこの発言の時の北見は真剣な顔の後で少し笑っています。

「これでヒーローになれる」と思っているのでしょうか。

ヒーロー北見と漆間が安堂に挑む

闇の世界に堕ちたヒーローを目指した北見。

それと復讐に全てを賭けた漆間俊。

この二人が安堂に挑むことになります。

もう一人、川奈はどういう思いでここにいるのでしょうか。

北見と同じ様に何か秘めた思いがあるのかもしれません。

次回は安堂に近づく展開か、それとも川奈の過去か。

また太田と安西二人の動きも気になるところです。

次回は11月24日にマガポケでの配信となりますのでお見逃しなく!

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Source: マンガ好き.com

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