※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
【追記:李牧が討たれるとすれば桓騎】
思いのほか深かった李牧の策略にハマってしまった秦国本営の焦りが見えます。
赤麗が落ちた事実を知った河了貂たち宜安の者たち。
そして完全包囲された宜安城。
援軍を待つ戦いになるが、本営や王翦軍はすぐにそれが出来ずにいます。
物見の報告もなく現状が分からない状態で身動きが取れません。
結果的に援軍ナシの状態での籠城を余儀なくされそうな予感。
昌平君も王翦も李牧を見くびり過ぎた現実を突きつけられています。
それではキングダム738話を考察していきます。
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キングダム738話ネタバレ情報1・赤麗落ちを知った宜安城
・赤麗落ちを狼煙で知った河了貂たち
・咸陽に報せが届いていない
赤麗が落ちていることを知った河了貂たち。
現状から考えると勝ち目の無い戦いになっていくのは目に見えています。
なんとか籠城して耐え抜くことになりますが、それで本当に援軍が来るのかどうか。
当然ですが河了貂たちは秦国本営にも今の現実が届いていると思っているところです。
しかし実のところは赤麗を無血のままで進んだ事実までしか知りません。
要するに三十万規模と対峙し、軍が瀕死の状態であることを本営も王翦軍も知らないということ。
極めて危険な状態にあることを読者視点では見えてくるところです。
キングダム738話ネタバレ情報2・嵌められた昌平君
・援軍を出そうにも動けない秦国本営
・昌平君が李牧に嵌められたと認識するほどの危機
・李牧を見くびり過ぎていた昌平君
この状況下で物見が誰も戻ってこない状況。
これが異常事態であるのは間違いありません。
当然ながらそのことに気付いている昌平君は「李牧にはめられたかもしれない」と焦りの表情。
・援軍を出すにも十万を超える規模が必要になる
嬴政からすれば、援軍を送るべきではないのかといいます。
しかし当然ですが、十万を超える規模で進軍した桓騎たちです。
それが絡め取られるような事態であれば、更に十万の規模が必要となります。
これを実施するとなれば国内からでは難しいでしょう。
敵対する国は趙だけではありません。
現実的ではない、少なくとも情報がない状態でいきなり援軍を進撃させるのは不可能と言えます。
一刻を争うような事態に飲み込まれている信たちを他所に何も出来ない秦国本営。
いよいよ危なくなっている桓騎軍と言えそうです。
現実には王翦軍だけが頼りというところでしょう。
しかし王翦軍も事態は同じでした。
キングダム738話ネタバレ情報3・王翦軍も動けない
・倉央が5万で情報を取ると言い出す
・王翦軍が援軍に向かう場合は狼孟から攻める必要があると判断
・趙北部の策が王翦や昌平君が考えていたものよりも深いと考えている
倉央は情報が入ってこないものを大軍を率いて取りにいくと言います。
はめられた桓騎軍を救うために援軍を送るべきだと進言。
しかしこれに王翦は「まず狼孟」と徐々に攻め抜いていく必要性を伝えます。
趙北部には多くの策、それこそ秦国の援軍に備えた仕掛けも施されています。
実際にもし援軍を送ってもかなりの時間を間の城の攻略でつぎ込むことになるでしょう。
それでどうやって青息吐息の桓騎軍を救うのか。
向かう先にいる三十万という軍勢に対しては援軍すらも吹き飛ばされ兼ねません。
要するに今北部に向かう軍の全てが壊滅してしまう可能性すら有る訳です。
六大将軍で、尚且つ異常なまでの戦略眼を持つ桓騎を捨ててでも秦国の中核の軍を相当数失うよりはマシという決断を迫らられる展開に見えます。
王翦も昌平君も李牧を見くびり過ぎていたという結論。
史実同様に桓騎は救われないのでしょうか。
キングダム1066話ネタバレ情報4・早めに殺すべき桓騎
・李牧は桓騎を早めに殺すべき相手だと断定
・黒羊で見た残虐性からも生かしておくべきではないと判断している李牧
・六大将軍桓騎の首を貰うべく宜安を完全包囲
・自分が討たれるとすれば桓騎だったと李牧が明言した
ついに宜安が完全包囲されます。
昌平君や王翦の想定よりも遥かに深い策略が埋め尽くされていた趙北部。
残念ながら先手を取った気でいた、いわば油断があった秦国本営の落ち度です。
その巨大な渦に巻き込まれてしまった桓騎軍と飛信隊と楽華隊。
現実を見れば三十万に包囲された宜安城で援軍も無いとなれば蕞の戦よりも苦しいものになるでしょう。
また李牧は黒羊での桓騎の残虐性を知っています。
十万の首切りを含めて桓騎は最優先に殺すべき武将であると考えています。
また李牧は自分がもし討たれるとすれば桓騎だろうと思っていたと吐露している場面。
それほどに李牧の想定の外側の戦略を使ってくる桓騎です。
失えば秦国の武威が失墜するのは当然のことでしょう。
魏と結んだ同盟も無為に終わってしまうことになりそうです。
その桓騎は六大将軍という冠まで背負うに至りました。
趙からすれば、この六大将軍討ちというのは列国に対する衝撃を強いものにするでしょう。
秦国の六大将軍をまたも李牧討ったとなれば容易に趙に攻め込むことは出来ません。
ついに桓騎が討たれる時が来たのでしょうか。
当然ですが桓騎がそのまま籠城して敗れるとも思えません。
また史実から考えても、城の外に出て肥下を目指しているのではないかと考えられます。
果たしてこの戦はどんな結末を見ることになるのでしょうか。
※予想や史実の独自解釈が含まれています、ご了承下さい。
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Source: マンガ好き.com
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