クロサギ(2022) 4話 感想|黒崎と白石のコンビ、割と好きかも♪

ドラマ

 

 

あれから約1週間ですね。

しばらくのんびりしていて、さあそろそろ書く準備を始めようかと思った矢先に

あのニュースを知ったもので、感想執筆に身が入らないまま(&予定がとれないまま)

4話の放送日を迎えてしまい…で、今に至ります(苦笑)

3話の感想はすみませんが、すっ飛ばしさせていただきます。

 

さて、4話の内容は…

意外と、黒崎(平野紫耀)と白石(山本耕史)のコンビが

良いなぁって思えている自分がいるんですよね。

「まほうのどうぐ」とひらがなでデカデカと書いたのもそうだけど、

歳の離れた後輩を子供のように可愛がっているのが透けて見えて好き(笑)

少年っぽい顔立ちでハスキーボイスなのが作用しているんでしょうかねぇ。

もし父親がまだ生きていたら、こんな関係性にもなっていたのかも…という

“if”の世界すら想像させられて、微笑ましくもあり、ちょっぴり切なくもあります。

 

正直言うと、視聴前は山本耕史さんが神志名を演じると勘違いしていたくらいで、

同年代の井之脇海さんが演じると知った時は

「え!?急に若っ!」って驚いちゃったんですけど。

でも、黒崎・氷柱(黒島結菜)・神志名の年齢をあえて合わせる事で、

桂木(三浦友和)・白石・御木本(坂東彌十郎)の

詐欺師業界においての”絶対的な存在”を浮かび上がらせているようにも思えてきます。

御木本には家族の幸せを奪われ、桂木には若干揶揄われつつも仕事を依頼され、

白石には協力を求めて…3人によって操作された人生を歩んできた黒崎。

主人公や警察をもってしても太刀打ち出来そうにないイメージを持たせて初めて、

少年っぽくて、まだまだ青そうに見える彼が

御木本を自分の力で倒せる時が来るのか!?という面白味が増すんですよね。

そう考えると、中々バランスのとれたキャスティングです。

 

ただ、「シロサギを喰う」内容に関しては…

白い折り鶴を潰す黒崎(=憎しみをぶつける)・

黒い折り鶴をただ眺める御木本(=相手にしていない)で

互いの”意志”を映し出した対比のシーンを筆頭に、演出や役者さんの演技で

かなり補填してくれているようには感じられたものの。

やっぱり、脚本が原因なんでしょうかね?

警察の出番を再び増やしたり、縦軸や過去を合間合間に挟んだりで、

根本的な部分では「クロサギがシロサギを喰う勧善懲悪」の物語である事が

薄らいでしまっている気がするんです。

これは、依頼者と結託して敵を懲らしめるまでをじっくり描いた初回が

一番印象に残っているのと、

前作(2006年版)で最終回までにやった内容をたった4話に凝縮しているから、

主人公の活躍を魅せる点では物足りず、

あまりのスピードの速さに頭が追いついていないっていうのもあるのかもしれませんが。

恐らく次回までが第1章でしょうから、

警察の動きは3話と同じく序盤で済ませて、

「御木本vs黒崎」の対峙を重点的に展開していって欲しいです。

 

最後に、本編と関係のない話を。

「あなたは1人じゃないから」は元々好きなシーンの1つなんですけど…

何だかタイミング的に、いろんな意味でしんみりきちゃいましたね…(泣)

平野紫耀さんの将来とも重なりますし、

それを黒島結菜さんが口にするって辺りに、世間からの悪評や誹謗中傷に負けない

強い人でありたいと自分に言い聞かせているようにも思えてきますし。

(某タグの流行語ノミネートの件については、イジメを正当化しているみたいでモヤモヤ…)

みんな思っている事ですが、朝ドラの時より痩せてしまっているのが心配です。

 

平野さんの演技をお見かけした回数はまだ少ないものの、

本人の歌手活動で見せる誠実さや熱心さが

黒崎の人となりを立体化させていて、今までの中では一番魅力的な役に映ったんですよね。

本作を通して、アイドルとしても、俳優としても今後を楽しみにしていただけに、

しばらく一線を退くのは本当に勿体ないですなぁ…。

 

↓前回の感想はこちら(3話は書いてません)↓

 

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Source: りんころのひとりごと。

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