キングダム734話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
遂に次回「桓騎の怒り」が分かる展開となります。
キングダム734話では砂鬼一家がどうして異常な殺し方をするようになったのか。
「奪われる側」でいることに慣れてしまったおかしな子供たちを桓騎が正した形です。
砂鬼一家の始まりは「弱い自分たちが奪われないための唯一の方法」として作り出された残虐非道な死体の扱い方でした。
それではキングダム734話を考察していきます。
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キングダム734話ネタバレ情報1・五人を抹殺した桓騎
・子供ですでに強かった桓騎は五人抹殺した
・桓騎は命乞いにも容赦なく殺す
・子供たちにも参加させたのは今後を考えた意味がある行動
桓騎は狼甫一家に襲いかかりました。
そして五人を殺していくことになります。
命乞いをする者に対しても一切の手心を加えない桓騎らしさが、ここですでに出ていると言えるでしょう。
更に今後のためを考えてのものか、それとも今までの復讐心を叶えてあげるつもりなのか。
狼甫一人については反撃不能な状態にして一部の子供にも殺しを参加させています。
これで狼甫一家との全面戦争状態となる子供たちの集落(砂鬼一家の原型)です。
偲央が守り抜いてきたものとは違った形になります。
キングダム734話ネタバレ情報2・奪われる側はおかしい
・狼甫と戦えば全滅は必至という状態だと偲央が叫ぶ
・先を考えるなら狼甫と上手くやるのが基本
・桓騎は「奪われる側」に慣れている状態をおかしいと諭します
狼甫一家は大所帯で五人を葬れば、それによる報復で集落は壊滅します。
子供たちも全滅。
それを防ぐために、今まで偲央は相手のめちゃくちゃな依頼にも耐えてきました。
ただ得てしてこういう状況は全部を搾り取られていくだけ。
いわゆる真綿で首を絞められるのと同じです。
相手のいいなりになるというのは緩慢な自殺と同じ。
桓騎は当然そんなことは理解していて、それでも抵抗しなければいけないと判断しました。
それは子供たちの目を覚まさせる意味もあったのでしょう。
「奪われる側に慣れている」というこの状況が「おかしい」と明言します。
ただどうすればいいのかは分からない偲央を含めた子供たちですが、大人相手に余裕で立ち回り剣を抜いて捌いた桓騎の強さ。
そこに頼る他ありません。
キングダム734話ネタバレ情報3・狼甫の長殺しと集落離脱
・狼甫一家の酒に混ぜもので寝ている好きに長殺し
・追手を避けるために集落を後にした子供たち
狼甫一家との戦争かとおもいきや、そうはなりません。
ここは桓騎らしさの発動と言えるでしょう。
酒に混ぜものをして、全員が眠っている間に狼甫の長を殺しました。
統率に関してはこれで一気に変化するでしょう。
しかし子供たちの集落がそれで安泰に過ごせる訳もなく、狙われる可能性の高い集落については離脱して逃亡生活です。
キングダム734話ネタバレ情報4・追手を避ける非道な行為
・桓騎が追手を避けるために使った残虐非道な行為
・死体を巻き付けて追手を恐怖に落とす
・奪われないために追手に罠を仕掛け腸を木々に巻きつける
砂鬼一家の原型。
それがここで発動します。
当然ながら子供たちに対して追手が放たれています。
しかし、罠にかかった追手の腸を取り出して木々に巻きつけていきます。
あの紀彗戦で砂鬼一家が作り上げたアーチを思い出すところでしょう。
これで追手が子供たちを恐れれば、それで奪われる側に立つ必要がなくなります。
要するにこういった行動は「弱い者が奪われないためにする行為」だったということ。
他の子供たちもこれに従うしかありません。
別にイヤイヤ従うのではなく、自分たちの立場を変える意味で桓騎の考えに同調したと言えるでしょう。
キングダム734話ネタバレ情報5・次回「桓騎の怒り」
・砂鬼一家は変貌を遂げて誰も近づかなくなった
・桓騎の根本、その根底にある怒りが語られる
こうして桓騎の打ち出した策によって今の砂鬼一家が完成しました。
あの残虐非道の行い、その陰には「自分たちは奪われる側にはならない」という鉄の意思が感じ取れます。
そして遂に桓騎の根っこ。
それこそ誰もが聞きたかった話がなされることに。
次回のキングダム735話はずっと謎だった「桓騎の怒り」が明らかになりそうです。
やはり今はいない偲央が絡む何かが勃発してしまうのでしょうか。
桓騎の中に内包された怒り。
さらに幼少期から持つ何かなのか。
それともここで巻き起こる事件がきっかけとなるのかに注目です。
※史実などから独自の解釈を含んでおります。追記や修正もありますのでご理解下さい。
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Source: マンガ好き.com
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