僕のヒーローアカデミアの主人公である緑谷出久(デク)の父親についての考察です。
作中では一度も登場せず、一時はAFOなのではないか! など色々な考察が出ていました。
しかし現実には普通の一般人で海外の単身赴任しているだけでしょう。
個性については口から火を吹くというもので、それもヒーローとして戦えるほどではないのだと予想されています。
今後も登場せずに終了する可能性は十分にあります。
母親しか登場しないマンガの特性
実は主人公が片親というのは多くのマンガに存在する設定となります。
例えば人気マンガのワンピースも最終章に入る段階で父親が革命軍のトップであるドラゴンであることしか分かっていません。
また人気のハンターハンターなどもゴンの父親はジン(それも怪しいという考察アリ⇒ドンが父でジンは兄説)となっていて、母親は血の繋がらないミトさんってことで進行しています。
同じく富樫先生の作品で有名な幽遊白書では母親が1話で浦飯幽助の死に大泣きしていました。
当時父親は離婚していて姿は不明(最終局面で隔世遺伝で妖怪の父である雷禅の遺伝子が含まれていることが判明)。
一先ずここも片親がいない設定だったのは分かります。
ドラゴンボールでは孫悟空の父も母も本編では登場していません。
映画などによって後に父親がバーダックと母親のギネというのが分かっています(ギネは知らない人も多い)。
少なくとも孫悟空が物心つく時には惑星ベジータにて他のサイヤ人もろとも殺されているので親なしであるのは事実です。
他にもナルトも最初から両親が亡くなっている状態でしたし、BLEACHの黒崎一護も父親だけで母親はホロウに殺されているという設定で片親。
スラムダンクの桜木花道も父親が一時倒れているシーンで現れただけで母親は出てきません。
ハイキューの日向翔陽も父親の描写はなく「マンガにおいて不要」と判断された親が登場しないことも十分あります。
こうやって見ていくと枚挙に暇がないほどに存在する片親設定です。
※一説には主人公が何の問題もない両親健在というのはストーリーの構成上で心の揺れに変化を齎すのが難しいというものがあるらしい。
僕のヒーローアカデミアにおける緑谷出久(デク)は父親は健在。
但し今は海外の単身赴任であることが知られています。
普段の家族のやり取りは母親のみとなります。
よって見る限りでは片親のように見える状況にして、ある意味で「だからこそ」という主人公が強くなっていく様を見せていけるのかもしれません。
今後もしかしたら父親が大きな意味を持つということもゼロではありませんが、そうなると「無理矢理感」がどうしても出てしまうでしょう。
デクの父親の個性「口から火を吹く」
デクの父親の個性は最初の頃に判明しています。
母親が「物を少し引き寄せられる」というもので父親が「口から火を吹く」ことを医者に伝えているシーンがありました。
ヒントはそこだけで、これも大きな伏線のつもりで堀越先生が描かれたということは無さそうです。
一時は火ということでエンデヴァーが関わっているのではとまで推測されていました。
現在ではこの推測をする人も少なく、関係する人物という考察もほぼ無くなっています。
現実には「ちょっとだけ口から火が出る程度」ではないかと推測。
そしていわゆる「一般人」というのが大凡の見解となっています。
今更の父親登場は無いと見ていい
今まで姿が見えずに、そこまで引っ張る意味合いもないと考えれば「父親の登場は今度もない」と考えるのが妥当かもしれません。
あまり家族を顧みない系の父親にも見えますが、本編でそのあたりを描いてしまうとブレが生じるという部分もあるでしょう。
マンガの主人公において片親(のような)設定は通常行われる普通のものであると認識して「父親不在」については特に気にせずに読むのが良さそうです。
最終回などでも父親は出て来ないままになるのではないかと思われています(出てもシルエットとかその程度でバーンと顔が出てというのは無さそう)。
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Source: マンガ好き.com
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