あなたがしてくれなくても68話はネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
誠と楓の関係。
ここに焦点があたることになります。
あまりに残酷な結果というか、誠の言葉。
「男としての愛情がない」
嘘ではないだけに、それが本当に誠実なのかも分かりません。
戻らない気持ち
誠と楓はレス状態継続でした。
楓としてはいつでも構わないと思っている様子ですが、誠が手を出しません。
誠はある意味で潔癖な性格でもあるのでしょう。
気持ちがないのに抱けない。
これは女性として虚しさが連なって精神を狂わせてしまうきっかけになります。
どうすれば二人は元に戻るのか。
実のところ、一度離れてしまった気持ちが元に戻る可能性は非常に低いそうです。
それを妥協して一緒にいる夫婦は大量にいますが、誠も楓もそれができるタイプの男女ではありません。
正直な告白はある意味で残酷
誠は人の間で調整して、周囲のことを考えて生きてきました。
今の自分の気持ち。
それを封印し続けた結果の今。
ここにきてそれに気付き楓に正直に伝えます。
あまりに残酷な告白。
要するに「女として愛せない」って言っているのと同じです。
女性的な魅力を感じない、欲情しないという身を削る一言を発しました。
誠の本心。
楓はこの告白を受けて何を思うのでしょうか。
楓も仕事がしたかった
この告白は楓に痛烈なダメージを与えるでしょう。
しかし世間的に女性として魅力がないのかと言われればそうではありません。
どう考えても魅力あふれる女性。
夫だけが女性として見えないって話はよく聞くところです。
仮に誠と離婚すれば、すぐにでも新しい男が周囲を取り囲むでしょう。
そういう女性です。
更に言えば今の環境づくりは楓本人も無理をしています。
本当は仕事がしたい。
ある意味でこの誠の本心は楓にとっても自分らしい未来を築くのに必要なものだったのではないでしょうか。
離婚に向けて動き出す二人
誠の本心を知った楓。
どこかで安心を得るのではないかって気がしてなりません。
悲しみはあるでしょう。
しかし、二人に先が無いのなら、ここで終わりにするのも一つ。
丁度「もっと仕事がしたい」と楓も思い始めたところでした。
それを実行できる道。
そのまま円満離婚に向けて動き出す可能性もあります。
もしそうなった時、みちと誠の関係はどうなるのか。
みちもまた陽一との離婚に向けて動き出しています。
一度は終わった関係でも「お互いに愛し合っても問題のない関係」になってしまえば、それから先はどうなるか分かりません。
でも一度過ちとなった関係。
そこに戻っていくのも何か感じるところがあります。
もしお互いに夫婦関係を終わらせてから出会っていれば、良い夫婦として次の関係になったのかもしれません。
その前に出会って、つながりそうになったからこそ、相手がいなくなっても軽々に一緒にはなれない。
違った意味でのすれ違いが誠とみちの間にも巻き起こりそうです。
勿論、双方離婚しない可能性もあるので、今後の展開に注目です。
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Source: マンガ好き.com
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